発達障害・支援の療育エピソードepisode
児童発達支援士または発達障害コミュニケーションサポーターの受講者の皆様にご協力いただき、様々なテーマの体験談や成功エピソードを募集しています。投稿いただいたエピソードは100件以上あり、受講者はいつでもパソコンやスマホで確認することができます!子育てや療育に迷った時に重宝するとご好評いただいています。こちらは受講者のみが受けられる特典となっております。
▶療育エピソードのテーマ

児童発達支援士の受講者は、下記のエピソードテーマについて投稿したり閲覧したりすることができます。(テーマやエピソードは随時更新しております)
- ・療育施設利用に関するエピソード
- ・「困った」を乗り越えた成功エピソード
- ・通級や特別支援級に関するエピソード
- ・ADHD児の投薬に関するエピソード
- ・カサンドラ症候群に関するエピソード
- ・二次障害に関するエピソード
▶療育エピソードサンプル
サンプルとして「通級や支援級を利用して良かった点」「療育施設利用を成功に導くうえで大切だと感じたことは?」「投薬によって改善された点はどのような点でしたか?」の3つのエピソードの回答を一部紹介します。
●通級や支援級を利用して良かった点
やはり、親以外の大人が専門の知識を持って接してくれるのが安心しました。親もわからないところばかりですし、親には見せない顔もあるので、そのあたりを丁寧に日誌に書いてもらえて助かりました。
一年生のときは、クールダウンが必要なタイミングも多く、虫の図鑑をみてクールダウンの時間をとらせていただいていたようです。鉛筆を持つのもやっと、という時期には、読めるか読めないかの文字に、はなまるをつけて下さり、上達の具合に合わせて、青丸や三角をつけて下さるようになりました。本人なりの成長に合わせて、宿題も、任意から始まり、自分で宿題の計画を立てて実行する事ができるようになりました。
学習面では、苦手な教科はゆっくりと得意な教科は本人のスピードで進めるのでとても良かったです。生活面では基本的に先生の手助けがあるので学校内でも過ごしやすいそうです。支援学級だけ普通の授業だけでなく、学校の外に行く社会見学も多く楽しそうな姿を見るととても良かったと思います。
彼を尊重し、方法もいろいろ考えていただける事。連絡帳で家での様子を伝えたり、学校の様子が聞けて親の不安が限りなく少なく、すぐ解決する事。
本人の成長に合わせて進めてもらえるので、できないことを、怒られたり注意されて落ち込むことが無かったと思います。もちろん危ないことや人を傷つけるようなことをしたり行ったときには、目線を合わせた指導をしていただけてました。
●療育施設利用を成功に導くうえで大切だと感じたことは?
理解ある先生や、指導者。または、身近な存在で同じような悩みを持っているお母さんたちに療育への理解ができるよう話を聞いたり説明したりできると成功すると思います。私は悪かった点はありませんでしたが、一番は家族の理解だと思います。家族の理解度で悪くもなり良くもなると考えています。
療育に通い始めて半年経たないうちに幼稚園が始まり、どちらでの影響かは分からないけれど順番を待つことやお友達に優しく接すること、困った時に大人に「〇〇さんお願いします」などと助けを求められるようになりました。
通っている療育先、どちらも子どものできないことより、できることを見てくれています。また、相談したことは一緒に考えてアドバイスしてくれます。相談は、本当にささいなことだったりもしますが、そんなことでもシッカリと聞いてもらえて、その面でもすごく頼りになります。親身になってくれるのが私にとっては大事かな。と思います。
すぐに成果が目に見えるものではないし、時間も取られます。なので、定期的に通うとなると保護者の負担が増えますが、長い目で見ると成長し、楽になっています。これはなかなか家庭ではできない経験もあるので、利用したからだと思います。
療育先を考えたり、通わせる事事態に、私(母親)自身も不安だらけでした。しかし、いざ通わせてみると、親の思っている不安は子供にとっては不安になっていなかったり、逆に全然違う視点で「吸収してきてくれた良い体験」などもありました。通所は強制するものでもないし、施設説明と通わせてみたら全然違う事もあります。親も子供も、「いつでも辞められる。施設は変えられる」と思って、気楽にスタートしてみると、気負わずいれると思います。
●投薬によって改善された点はどのような点でしたか?
正直、どこまでが薬のおかげなのか、わかりませんが、『やる気』には繋がっているのかな?と思います。
落ち着いて生活ができるようになった。
何より症状云々ではなく、本人が過ごしやすくなったと言ってくれていました。周りからの指示がちゃんと聞こえるようになった。
イライラが長引かず、気持ちの切り替えが早くなった。
副作用が逆にしんどかったようで、、年齢的に自分で考え衝動性を抑え、不注意に対して対策を練り、薬を飲む配分を減らしていきました。
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