【導入団体紹介】株式会社 広沢自動車学校/徳島県徳島市

2024年08月05日

5-導入団体紹介

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本記事では、児童発達支援士を導入されている団体や法人のご紹介をさせて頂きます。どのような団体なのか、なぜ児童発達支援士を導入することになったのか、どのように活用されているかについて担当者様にインタビュー致しました。素晴らしい団体様の活動を参考にし、支援の輪を拡げていきましょう!

株式会社広沢自動車学校の基本情報

株式会社広沢自動車学校の特色は?

当校は“広沢母校”という経営理念を掲げており、教習業務はもちろんのこと、教習生活における教習生との関わりを大切にしております。

卒業しても帰って来てくれる母校でありたい、と教習生活のなかでのコミュニケーションはもちろんのこと、ご家族の方に教習の様子をお伝えする『保護者電話』という取り組みや、在校中も卒業してからも参加ができるイベントを開催しており、イベントを通じて交通安全の呼びかけもしております。

こうした取り組みが認められ、2019年には消費者志向経営優良事例表彰にて、第1席をいただきました。

御社にて児童発達支援士を導入しようと思った理由は?

教習所業界において、発達障害のある方の入校は近年増えておる一方で、適切な対応や特性への理解が不十分な場面も多くあります。

そこで、「発達障害に関する専門知識や療育」と「子どもの能力を引き出すアプローチ」を学ぶことは、私たち職員には大切なことだと思い、今回職員での資格取得者の募集を社内で行いました。

児童発達支援士を導入すると提案した際の、他の先生方の反応は?

私の想像よりも好感触でした。募集を行なったところ、8名の希望者がおり、希望者以外でも気になっているという話をしてくださる職員もおり、まだ受講希望者は増えるのではないかと思います。

児童発達支援士の学習内容で特に役立っている内容は?

教習所に通ってくださるお客様は、18歳〜19歳が多く、児童という括りではないかもしれません。ですが、発達障害の特性を理解するということ、そして発達障害のある子への対応やアプローチについても学ぶことができ、教習でも役立っています。

今後に向けて取り組まれていることはありますか?

今回、発達障害の方が従来よりも安心して教習に通うことができるように、新プランをリリース予定です。

近年、発達障害のある方の入校は増えてきており、また地方では免許取得をしないと就職活動や生活に支障をきたすことも少なくありません。免許が取りたくても、ご本人様もご家族の方も不安が多いのが現状です。

この現状を受け、当校では、

  1. 入校前にご本人様とご家族の方からのヒアリングを行い、特性の把握をし、対応表(指針表)を提示し、お互いの合意のもと教習での対応を決める
  2. 発達障害に理解のある指導員が教習を担当し、ご家族の方にも教習の現状について共有
  3. 教習の現状によって連携している徳島大学の教授に、コンサルテーションを依頼し、より効果的な対応方法や教習の進め方について援助を仰ぐ

といった内容を含んだ新しいプランを作成しています。

将来的には、合宿での受け入れもできるようにする予定です。このプランによって、免許取得への不安を抱いている方やそのご家族の方が、安心して免許取得ができるようになればと思っております。

【まとめ】株式会社広沢自動車学校のご紹介

いかがだったでしょうか。とても素晴らしい取り組みをされている団体様であることがお分かりいただけたかと思います。

このような取り組みをされる団体様が増えることを切に願っております。

今後も共に支援の輪を拡げていきましょう!

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