会報8号を発刊しました!協会の活動を報告!
1-公式アナウンス

先日、会報第8号を発刊しました。当協会では半年に一度会報を発刊しておりますが、今回で8回目となります。これもひとえに皆様のご支援があるからこそです。心より感謝申し上げます。この記事ではこの半年間の協会の活動を振り返りたいと思います。
2024年9月~の活動報告
それでは実際にこの半年間の活動を振り返ってみたいと思います。
メンタルヘルス支援士認定スタート
発達障害支援の資格だけでなく、メンタル支援の資格の認定を開始しました。その第一弾が「メンタルヘルス支援士」です。メンタルヘルス支援士は精神疾患者や発達障がい者、メンタルヘルスに不調をきたしている方に、どのような働きかけをすればメンタルヘルスを良い状態に変えたり、悪化を防ぐことができるのかを体系的に学ぶことができます。
メンタル関係の資格は多数ありますが、発達障害と精神疾患についての関連性について触れたものは珍しく、児童発達支援士を認定している私たちの強みでもあると考えています。そのため、発達障がい者の二次障害に関心がある方に特にお勧めできる内容となっています。
クラーク記念国際高等学校にてコミュサポも導入
東京にあるクラーク記念国際高等学校東京キャンパスにて、発達障害コミュニケーションサポーターが導入されました。昨年児童発達支援士を導入していただいており、今年より発達障害コミュニケーションサポーターも追加で導入という形になりました。
若い世代が発達障害についての理解を深めることは、支援の輪を拡げるうえで非常に重要となります。今後も学校や企業への導入を積極的にすすめていきたいと思います。
認定支援士インタビューの一部を紹介
会報では認定支援士のインタビューを紹介しています。会報で紹介しきれなかった情報の一部をこちらで紹介いたします。是非ご覧ください。(認定支援士から頂いた原稿を修正せず原文のまま紹介しております。誤字脱字などがあった場合もご理解ください)
児童発達支援士を受講されたきっかけは
練馬区学校生活支援員をしています。日々の経験は深まりますが、形(資格)として残したいということと、知識として確立させたかったので資格取得を目指しました。
発達障がい児支援(子育て)をしていて最も辛かった(大変だった)ことは何ですか
一人として同じ特性を持っている子どもはいないということで、対応の仕方に正解がないということです。声かけ、対応のバリエーションは経験によって引き出しがふえていきなすが、支援にはコレという正解がないのが辛さであり、また子どもと共に成長していく楽しみでもあります。
発達障害に関する知識を習得したことで、何か変化はありましたか
自主性、主体性は大きなテーマだと思いました。なんのために支援するのかという大きなテーマが発達障害について学ぶことでより明確になったと実感しています。
ご自身と似た境遇で悩んでいる方に何かアドバイスはありますか
まずは子どもがなぜそういう行動、言動をするのか観察することです。例えば、時間を守れない子どもがいたとしても、必ずその子なりの理由あり、そこに気づいてあげられたときに解決の糸口がみつかります。「待つ」ということが大切なことだと思います。
発達障がい児の支援を行う上で大切だと感じていることは何ですか
つい口出しや手出しをしたくなりますが、待つ、観察することが重要だと思います。その子の理由、こだわりの理由が理解できたら、今がその子がしなければいけないこと(授業中立ち歩かない、友達に暴言をはかない等)に合わせるために、その子が譲歩できること、その子が折り合いをつけやすい状況をつくりやすいです。その繰り返しで、成功体験を積み重ねることができ支援者(教師)とその子の信頼関係ができていき、問題行動がへっていくと実感しています。
【まとめ】会報8号を発刊しました!協会の活動を報告!
この半年間も皆様のご理解のお陰で素晴らしい活動を行うことができました。個人のお客様だけでなく、学校や施設での受講も増えてきました。発達障害に関する認知を大きく変えるきっかけを作るべく、今後も積極的に活動してまいります。
今後とも宜しくお願い致します。
一覧に戻る