第二十三回 児童発達支援士 意見交換会の実施報告

2023年11月19日

3-意見交換会

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11月4日に開催された意見交換会の実施報告をさせて頂きます。今回もとても有意義な時間となりました。皆様ありがとうございました。ここで紹介している内容が皆様のお役に立てば幸いです。

意見交換会議事録

ここからは今回の意見交換会の質疑応答時に、実際にお話のあった内容をご紹介していきます。お客様の言葉をほぼそのままの表現で紹介させていただきます。(個人情報保護のため一部表現を変えている箇所がございます)

質問:息子さんが大学生になられたというお話を聞き、私の姪っ子も大学生になったのですが、一人暮らしをするにあたって、どういうきっかけで一人暮らしをするようになったのか、一人暮らしをするにあたっての不安などがある上で、どうしたらできるようになったのか、どういう流れで一人暮らしをする話になったのかなどをお聞きしたいです。

回答者様:子どもは学習障害が強く、学校の勉強は何をしてもどうにもならなかったのですが、得意なものをやらせるとすごく出来るようになることが分かりました。やったことが無い物でも様々な物に挑戦していくことで、デッサンなど美術系に強いことが分かりました。そして美大に入ることになりました。本人が必死に取り組んで望んで、近所にある美大ではなく本人としても気に入った所へ行きたい!となり、そうなると一人暮らしをするしかないよと話をしたら自分でやる!となり一人暮らしが始まりました。本人が自分で言い出したことなので、半年前が嘘のように今は順調に過ごしています。もちろん今後どうなるかは分からないという不安はある状態です。

質問:声のボリューム調整の対応がとても難しいので、なにか伝わりやすい方法などがありましたら教えていただきたいです。

回答者様:親御さんとお子さんで距離を実際に離してみて、近い時にはどのくらいの声で、遠い時にはどのくらいの声なら届くのかを試してみて、身体で覚えてみるのはどうでしょうか?言葉はおはよう、こんにちは等のよく使う言葉を使ってみると良いと思います。

質問:私の娘が学校の勉強についていけない状況です。だから学校に行きたくないと言ってることが分かり、療育などには通っていないのですが学習障害がある子どもに対して自宅でどういう風な勉強の仕方を教えたり、もしくは塾など習い事に通ったほうがいいのでしょうか?

回答者様:私の高校1年生の甥っ子が自宅での勉強が難しい状況でした。教えればすごくできるのですが、親と兄弟に教わっても絶対にそこに振り向かないし投げだして、泣いて布団にくるまってしまうような状態でした。そこで近くに図書館があり、そこに自分で行って勉強をすると集中して勉強がでました。そこから、図書館などの静かなところで、1人で勉強をすることが癖になりました。なので、場所を作ってあげることも1つの手段なのかなと思います。

回答者様:私の子どもが質問者様のお子さんと同じ年齢なのですが、こちらでは年中の頃からスマイルゼミをやっています。これは勉強が終わった後にゲームができて、勉強もタッチパネルで答えを選択する形です。鉛筆を持ってノートに字を書くのが苦手なので、スマイルゼミはとても前向きに取り掛かることができています。勉強したことが記録され、自分の記録を更新できるとやる気が保たれるので、こういう物を利用してみるのも良いと思います。

質問:私の子どもがとにかくマイペースで、支度をするのにも、ご飯を食べるのもすごく時間がかかります。言ってはいけないと分かってはいるのですが、どうしても早く早くと言わないと、手が止まって進まないので困っています。タイマーをつけてはいるのですが、時間を過ぎても子どもは気にしなくなってしまったので、何かやる気が出るような方法などがあったら教えていただきたいです。私の子どもがとにかくマイペースで、支度をするのにも、ご飯を食べるのもすごく時間がかかります。言ってはいけないと分かってはいるのですが、どうしても早く早くと言わないと、手が止まって進まないので困っています。タイマーをつけてはいるのですが、時間を過ぎても子どもは気にしなくなってしまったので、何かやる気が出るような方法などがあったら教えていただきたいです。

回答者様:気持ちのスイッチの切り替え方がうまく出来ない時には、無理にやらせようとして何度も言うのではなく、むしろ一度やらせないようにして、こちらが穏やかな気持ちで過ごしていると、子どもが気持ちの切り替えが早くなる場合があります。親御さんの急いでいるという気持ちが出すぎてしまって子どもに伝わりすぎている可能性があるので、やりたくなったらやればいいよという気持ちで接すると良いのかと思います。

【まとめ】第二十三回 児童発達支援士 意見交換会の実施報告

今回も貴重なご意見を沢山ありがとうございました。とても有意義な時間となりました。

皆様お子様のため、日々工夫したり努力されていることがよくわかりました。このような保護者を持つ子どもたちはそれだけでも幸せなだなと感じます。何をもって「幸せ」というのかは、人それぞれ違うでしょう。でも、同じ状況であっても、幸せな人もいれば幸せではない人もいる。これは考え方の違いでしょう。どの考え方が正解、不正解ということは私にはわかりませんが、それぞれが幸せを感じられる考え方を採用していくと、光がさしてくるかもしれません。

変えられることと変えられないことを見極めて日々を過ごしていきましょう。

次回の意見交換会は2024年1月を予定しております。今後とも宜しくお願い致します。

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