心理カウンセラー資格一覧【協会監修】どれがいい?目的別に民間資格を比較

心理カウンセラーの資格を調べてみると、名前の似た資格がたくさん出てきますよね。

「メンタル心理カウンセラー」「心理カウンセラー ベーシック」「メンタルケア心理士」……。どれも同じように見えて、何が違うのか、結局どれがいいのか分からない。せっかくお金と時間をかけるなら、自分に合わないものを選んで後悔したくないと思うのは当然だと思います。

この記事では、働きながら通信講座で取れる心理カウンセラーの民間資格を一覧にして、目的別にどれが合うかを整理しました。読み終えるころには、次のことが分かります。

  • 心理カウンセラーの国家資格と民間資格の違い
  • 働きながら取れる民間資格10個の、総額・学習期間と特徴
  • 目的別に、どの資格が合うか

心理カウンセラーの資格をお探しの方へ

話すのが苦手でも、聴く力から学べます

人の話を聴くのに話し上手である必要はありません。相手の気持ちを受け止める聴き方を、スマホでマイペースに学べます。試験も自宅で受けられるので、家庭や仕事の合間にも始めやすい資格です。

どんな内容か見てみる

心理カウンセラー資格の種類|国家資格と民間資格の違い

心理カウンセラーの資格は、大きく国家資格と民間資格に分かれます。

心理の仕事の国家資格は「公認心理師」です。大学と大学院で決められた科目を学ぶなど、数年がかりの準備が必要になります。同じく大学院の修了が条件の「臨床心理士」とあわせて、病院やクリニックで心理の専門職として働く人の多くは、このどちらかを持っています。

一方、民間資格は、民間の団体が認定する資格です。学歴を問わないものが多く、通信講座で自分のペースで学べて、自宅やスマホから受験できるものもあります。

仕事や子育てをしながら、いまから大学院に通うのは簡単ではないですよね。「いまの仕事や家庭で人の話をちゃんと聴けるようになりたい」という方には、民間資格が現実的な選択肢です。ここから先は、民間資格を中心にご紹介します。

>メンタルヘルスの資格は国家資格?民間資格との違いと選び方

心理カウンセラー資格一覧|働きながら取れる民間資格10選

通信講座で学べて、学歴を問わず始められる心理カウンセラー系の民間資格を10個まとめました。

資格(講座)取るまでの総額標準の学習期間
メンタルヘルス支援士(人間力認定協会)40,260円平均2か月程度
心理カウンセリングスペシャリスト(formie)38,500円1〜2か月程度
心理カウンセラー ベーシック(ユーキャン)44,000円4か月
メンタルケアカウンセラー®(ヒューマンアカデミー)54,500円(登録料を含む)3か月
ケアストレスカウンセラー(ヒューマンアカデミー)59,900円(受験料・登録料を含む)3か月
JADP認定メンタル心理カウンセラー®(キャリカレ)64,400円(受験料を含む)2か月
行動心理士®(キャリカレ)64,400円(受験料を含む)4か月
JADP認定チャイルドカウンセラー®(キャリカレ)69,400円(受験料を含む)4か月
メンタル士心理カウンセラー®(諒設計アーキテクトラーニング)69,800円(受験料を含む)6か月
メンタルケア心理士®(ヒューマンアカデミー)75,800円(検定料・登録料を含む)4か月〜

メンタルヘルス支援士|心の不調と話の聴き方を一緒に学ぶ

人間力認定協会(当協会)の資格です。傾聴を中心としたカウンセリングの基本と、カウンセリングに役立つ心理学のテクニックに加えて、うつなどの精神疾患の基礎、発達障害、認知行動療法まで順番に学べます。学歴・経歴・年齢を問わず始められ、学習時間の目安は20〜40時間です。試験はスマホから24時間いつでも受けられ、正答率が70%で合格となります。

心理カウンセリングスペシャリスト|スマホだけで学習から受験まで

formieの講座で学ぶ資格です(認定は日本能力教育促進協会)。精神分析や交流分析、論理療法など、主な心理療法の考え方を全14章で見渡せます。学習から受験までスマホで進められ、講座を受けた人だけが、いつでもWebで受験できます。

心理カウンセラー ベーシック|テキストと添削でじっくり学ぶ

ユーキャンの講座で学ぶ資格です。傾聴の基礎を、基礎・理論・事例の3冊のテキストで順に学びます。添削課題の4回目が資格試験で、受講期間内に在宅のマークシートで受け、70%以上で合格です。

メンタルケアカウンセラー®|試験なしで講座の修了で認定

メンタルケア学術学会が認定する資格で、ヒューマンアカデミーなどの講座で学びます。心理学の入門知識とコミュニケーションの基礎を、3冊のテキストで身につけます。試験はなく、添削課題と修了認定テストをやり切ると認定されます。

ケアストレスカウンセラー|ストレスとの付き合い方を学ぶ

職業技能振興会が認定する資格で、ヒューマンアカデミーの講座などで学べます。「こころの理解の基礎」の基本資格の上に、青少年・高齢者・職場の3つの専門資格を積み上げる構成です。基本資格の試験は自宅のパソコンで受ける100問で、入金から90日の間の好きな日に受けます。

JADP認定メンタル心理カウンセラー®|心理学と精神医学の基礎を幅広く

日本能力開発推進協会(JADP)が認定する資格で、キャリカレの講座で学びます。カウンセリングと心理学に加えて、精神医学の基礎まで一通り学べるのが特徴です。講座を修了するといつでも受験でき、試験は自宅でテキストを見ながら解答する形式で、WEBでの解答に期限はありません。得点率70%以上で合格です。

行動心理士®|しぐさや行動から気持ちを読み取る

JADPが認定する資格で、キャリカレの講座で学びます。表情や手足の動きなど107種類のしぐさの意味と、会議や研修などの場面での使い方を学びます。講座を修了するといつでも受験でき、試験は自宅でテキストを見ながら解答する形式です。得点率70%以上で合格です。

JADP認定チャイルドカウンセラー®|子どもの心を学ぶ

JADPが認定する資格で、キャリカレの講座で学びます。2〜18歳の発達段階ごとの課題と、遊戯療法などの子どもへのカウンセリングの基礎を学びます。子どもの相談を受けるカウンセラー向けの内容が中心です。講座を修了するといつでも受験でき、試験は自宅でテキストを見ながら解答する形式です。得点率70%以上で合格です。

メンタル士心理カウンセラー®|講座でも独学でも受けられる

日本メディカル心理セラピー協会が認定する資格で、諒設計アーキテクトラーニングの講座で学べます。範囲は、心理学の基礎、ストレスから起きる症状、症状別の治療方法です。受験資格は特になく、講座で学んでも独学でも、通年で在宅受験できます。合格は70%以上の評価です。

メンタルケア心理士®|こころ検定®と組み合わせて学ぶ

メンタルケア学術学会が認定する資格で、脳やからだの仕組み、心の病気、カウンセリングの基本の3分野を学び、精神医学の比重が大きいのが特徴です。ヒューマンアカデミーの講座を修了し、文部科学省後援のこころ検定®2級を、受検期間内に会場を予約して受け、合格後に登録して名乗ります。

>【コスパ重視】心理カウンセラー資格を費用で比較!安くて役立つおすすめ資格一覧

心理カウンセラー資格はどれがいい?目的別の選び方

10個もあると、かえって迷ってしまいますよね。まずは、資格を取って何をしたいかから考えると、候補がぐっと絞れます。

こんな目的なら近い資格
仕事や家庭で、心の不調に気づいて支えたいメンタルヘルス支援士/JADP認定メンタル心理カウンセラー®/メンタルケア心理士®
費用を抑えて、まず基本から学びたいメンタルヘルス支援士/心理カウンセリングスペシャリスト
子育てや子どもと関わる仕事で、子どもや保護者の気持ちに寄り添いたいメンタルヘルス支援士/JADP認定チャイルドカウンセラー®
自分や周りの人のストレスと上手に付き合いたいメンタルヘルス支援士/ケアストレスカウンセラー
相手のしぐさや行動から気持ちを読みたい行動心理士®
試験より、講座をやり切って認定を受けたいメンタルケアカウンセラー®
心理カウンセラー資格はどれがいい?目的から選ぶ図

仕事や家庭で心の不調に気づいて支えたいなら

同僚の元気がない、家族がつらそうにしている。そんなとき「話は聴いてあげたいけれど、何をどう言えばいいのか分からない」と感じたことがある方も多いと思います。

この目的なら、話の聴き方に加えて、心の不調そのものを学べる資格が合います。

  • メンタルヘルス支援士
    傾聴を中心としたカウンセリングの基本姿勢に加えて、うつなどの精神疾患の基礎知識、発達障害、認知行動療法まで学べます。
  • JADP認定メンタル心理カウンセラー®
    心理学やカウンセリング、精神医学の基礎を幅広く学べます。心の仕組みをひと通り知ったうえで、身近な人の気持ちを理解したいときに向いています。
  • メンタルケア心理士®
    文部科学省後援のこころ検定®2級に合格し、登録して名乗る資格です。精神医学やカウンセリングの技法を学べます。

学ぶ範囲は近いので、選ぶときは、このあとの「確かめたい3つのポイント」で比べてみてください。

費用を抑えてまず基本から学びたいなら

「本当に自分に向いているか分からないのに、いきなり高い講座を申し込むのは不安」。そう思うのは自然なことですよね。

この目的なら、総額が4万円前後で、学歴を問わず始められる資格が候補になります。どちらも心理カウンセリングの基本から学べます。

  • メンタルヘルス支援士
    総額40,260円で、登録料・更新料はかかりません。傾聴を中心としたカウンセリングの基本姿勢や心理学のテクニックに加えて、うつなどの精神疾患や発達障害といった心の不調の基礎まで学べます。テキストと同じ内容を、スマホやパソコン、タブレットでも学習できます。
  • 心理カウンセリングスペシャリスト
    総額38,500円です。心理カウンセリングの基本を、学習から受験・判定までスマホで済ませられるので、手軽に始めたいときに向いています。

少しでも費用を抑えて、スマホだけで手軽に始めたいなら心理カウンセリングスペシャリスト。心理カウンセリングの基本に加えて心の不調の基礎まで学びたい、取ったあとの費用もかけたくないならメンタルヘルス支援士。これが選び分けの目安です。

子育てや子どもと関わる仕事に活かしたいなら

子どもがなかなか気持ちを話してくれない、保護者との話し合いで言葉に詰まってしまう。毎日向き合っているからこそ、悩むことも多いと思います。

  • メンタルヘルス支援士
    「子どもや保護者の気持ちに寄り添いたい方」も対象にした資格で、傾聴と発達障害の基礎を学べます。うまく言葉にできない子どもの気持ちを、急かさずに聴く関わり方につながります。
  • JADP認定チャイルドカウンセラー®
    2歳から18歳頃までの発達段階に応じた心の特徴や、その時期に抱えやすい悩み・問題についての基礎知識を学べます。

子どもの心をじっくり学びたいならチャイルドカウンセラー®、子どもと保護者の両方に関わる場面で使いたいならメンタルヘルス支援士、というのが目安です。

自分や周りの人のストレスと上手に付き合いたいなら

忙しい毎日の中で、自分の心が疲れていることに気づかないまま頑張ってしまう。人を支える立場の方ほど、そうなりやすいと思います。

  • メンタルヘルス支援士
    ストレスや考え方のくせと向き合う認知行動療法を学べます。別冊のワークで、リラクゼーションやリフレーミングも練習できます。
  • ケアストレスカウンセラー
    日常生活や職場で生じるストレスの原因や、それが心身に及ぼす影響についての基礎知識を学びます。

ストレスケアを専門に深めたいならケアストレスカウンセラー、ストレスへの向き合い方に加えて周りの人の心の不調にも気づけるようになりたいならメンタルヘルス支援士、というのが目安です。

ほかの目的なら

相手のしぐさや行動から気持ちを読み取る力をつけたいなら、行動心理士®が近い資格です。試験よりも、講座をやり切ることで認定を受けたいなら、メンタルケアカウンセラー®が向いています。

候補が2つ3つに絞れたら、次の3つを確かめておくと、あとから「思っていたのと違った」となりにくくなります。

迷ったときに確かめたい3つのポイント

① 学びたい内容が目次に入っているか
同じ「心理カウンセラー」でも、学ぶ中身は資格によって違います。公式サイトで講座の目次を見て、知りたいことが入っているかを確かめてみてください。

② 受験料・登録料・更新料も含めた総額
広告で目に入りやすいのは受講料ですが、受験料や登録料が別にかかる資格や、取ったあとに更新料が必要な資格もあります。取るまで、取ったあとまでの総額で比べるのがおすすめです。

③ 受験の方法と日程
会場に出かける資格や、受験できる期間が決まっている資格もあります。仕事や子育てで予定が読みにくい方は、自宅やスマホで好きな時間に受けられるかも見ておくと安心です。

心理カウンセラーになるには|民間資格を取るまでの流れ

心理カウンセラーになりたいと思っても、何から始めればいいのか分からないですよね。民間資格なら、大学や大学院に通わなくても、通信講座で次の5つの順に進められます。

① 資格を取って何をしたいかを決める

同僚の相談に乗りたい、家族の話をしっかり聴きたい、子どもと関わる仕事に活かしたい。先に目的を決めておくと、10個ある資格から候補を絞りやすくなります。

② 学ぶ内容と総額、受験の方法で候補を絞る

候補が2つ3つに絞れたら、先ほどの「迷ったときに確かめたい3つのポイント」で比べます。この記事で紹介した10資格では、取るまでの総額は38,500円から75,800円です。

③ 申し込んで、通信講座で学ぶ

教材が自宅に届き、自分のペースで学べます。標準の学習期間は、おおよそ1〜2か月から6か月ほどです。仕事や子育ての合間に、少しずつ進められます。

④ 試験を受けて認定を受ける

受験の方法は資格によって違います。自宅やスマホで好きな時間に受けられるもの、決められた期間に会場へ出かけるもの、試験がなく講座の修了で認定されるものがあります。メンタルケア心理士®のように、合格後に登録を申請して名乗る資格もあります。

⑤ 資格を取って、ふだんの場面で活かす

取ったあとは、職場や家庭、接客など、ふだんの場面で学んだことを活かせます。具体的な場面は、次の節で紹介します。

心理カウンセラー資格を取ったあとの活かし方

心理カウンセラーの資格で学んだ「人の話を聴く力」は、カウンセリングルームの中だけで使うものではありません。

  • 職場で同僚や後輩から相談されたとき、まず最後まで話を聴ける
  • お客さまや利用者さんの不安を、気持ちから受け止められる
  • 家族がつらそうなとき、心の不調に早めに気づける

学んだことを使っているうちに、「もっと人の話を聴くことをしてみたい」と気持ちが変わる人もいます。経験を積んでから、電話やオンライン、SNSなどで悩みを聴く活動を始める人もいます。今すぐでなくても、「いつかやってみたいかも」という気持ちがあるなら、その入口として資格を取っておくのは遠回りではありません。

心理の専門職として働く場合の仕事内容と年収は、次のとおりです。厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)では、医療機関などで働く「カウンセラー(医療福祉分野)」は、精神科医の指示のもとでカウンセリングや心理検査を行う仕事とされています。全国平均年収は454.2万円(平均年齢37.6歳)で、令和7年賃金構造基本統計調査をもとにした数字です。

この記事で紹介した民間資格は、こうした専門職に就くための資格ではなく、職場や家庭などのふだんの場面で学びを活かすためのものです。

メンタルヘルス支援士について

当協会が認定している「メンタルヘルス支援士」は、仕事や家庭で人と関わる方が、心の不調への気づき方と関わり方を学べる民間資格です。

学べる内容|カウンセリングの基本から心の不調の基礎まで

傾聴を中心としたカウンセリングの基本姿勢や、カウンセリングに役立つ心理学のテクニックに加えて、うつなどの精神疾患の基礎知識、発達障害、認知行動療法まで、順番に学べます。学歴・経歴・年齢を問わず、心理学をはじめて学ぶ方でも始められます。受講した方からは、こんな声が届いています。

テキストの内容が、単なる知識や解説ではなく、偏った見方にならないように考え方を丁寧に伝えてくださっていたように感じました。人に優しく人に配慮した内容で、安心して勉強を進められました。受講してほんとに良かったです!(40代)

学んだことを、さっそく仕事で使っている方もいます。

「良かったね!やったね!」の声かけを意識しています。先日年少のA君が私の顔を見るなり「良かったねー!」と言ってくれました。思わず笑ってしまいましたが、最高のご褒美でした。(50代)

受験の方法|スマホで24時間いつでも受けられます

教材はご自宅に届き、テキストと同じ内容をスマホやパソコン、タブレットでも学習できます。試験はスマホからオンラインで、24時間いつでも受けられます。試験が終わると、その場で合否が分かります。学習時間の目安は20〜40時間、受講した方の平均の受講期間は約2か月です。

何歳になっても学ぶことは楽しいと感じます。受講も受験も自宅で出来るのが子育て世代の身として大変助かりました。(30代)

受講後のアンケートでは、回答した248人のうち247人が「受講してよかった」と答えています。2026年には「日本の資格・検定AWARDS 2026」の総合アクセス部門で第2位に選ばれました。資格・検定の情報サイト「日本の資格・検定」では、受講した方などからの口コミが12件寄せられ、平均評価は3.94です(2026年10月29日時点)。口コミは日本の資格・検定のメンタルヘルス支援士のページで読めます。

たくさんある心理カウンセラーの資格の中から、仕事や家庭で身近な人の心の不調に気づき、支えられるようになりたい。そんな方の学びの一つとして、検討していただけたらうれしいです。

>メンタルヘルス支援士の詳細について

Q&A|心理カウンセラー資格一覧のよくある質問

Q1:心理カウンセラーの国家資格はありますか?

「心理カウンセラー」という名前の国家資格はありません。心理の仕事の国家資格は「公認心理師」で、大学と大学院で決められた科目を学ぶなどの条件があります。働きながら通信講座で学びたい方には、この記事で紹介した民間資格が選択肢になります。

Q2:心理カウンセラーの資格は通信講座だけで取れますか?

この記事で紹介した10個の民間資格は、いずれも通信講座で学べます。受験の方法は資格によって違い、自宅やスマホで受けられるもの、会場に出かけるもの、試験がなく講座の修了で認定されるものがあります。

Q3:心理カウンセラーと名乗るのに資格は必要ですか?

「心理カウンセラー」と名乗ること自体に、法律で決められた資格はありません。ただし「心理師」という文字は、国家資格の公認心理師だけが使える名前です。名乗るときは「心理カウンセラー」など、別の名前を使います。

Q4:心理カウンセラーの年収はどのくらいですか?

厚生労働省の職業情報サイト「job tag」によると、病院やクリニックなどで働くカウンセラーの全国平均の年収は454.2万円です(令和7年賃金構造基本統計調査をもとにした数字)。

Q5:国家資格と民間資格では、難しさや取れるまでの期間はどう違いますか?

国家資格の公認心理師は、大学と大学院で決められた科目を学ぶなど、数年がかりの準備が必要です。臨床心理士は民間資格ですが、受験するには指定の大学院を修了している必要があり、国家資格に近い条件が求められます。

どちらも、試験の難しさだけでなく、受験できるようになるまでの条件が大きな壁です。

一方、この記事で紹介した民間資格は、学歴を問わず、通信講座で学べるものが中心です。標準の学習期間は、おおよそ1〜2か月から6か月ほどです。

>【協会監修】難易度で選ぶなら?未経験でも取れる心理カウンセラー資格を勉強時間と受験条件で比較

>心理カウンセラー資格の期間|短く取れる順に並べました

Q6:心理カウンセラーの仕事内容や働く場所を教えてください。

病院やクリニックなどの医療機関では、精神科医の指示のもとでカウンセリングを行い、心理検査をすることもあります。地方自治体の精神保健福祉センターでは地域の人やその家族の相談に、児童相談所では子どもの心のケアに関わる場合もあります。医療・福祉のほか、教育や企業、地域のコミュニティーにも活躍の場が広がっています。

この記事で紹介した民間資格を取ったあとの活かし方は、上の「心理カウンセラー資格を取ったあとの活かし方」でご紹介しています。

まとめ|心理カウンセラー資格はどれがいいか迷ったら

心理カウンセラー資格で迷ったときに確かめたい3つのポイント
  • 心理カウンセラーの国家資格は公認心理師。大学・大学院が前提なので、働きながらなら民間資格が現実的
  • どれがいいかは目的で決まる。心の不調に気づき支えたい、子どもに関わりたい、ストレスと付き合いたいなど、何をしたいかから考える
  • 候補が絞れたら「学ぶ内容」「総額(登録料・更新料を含む)」「受験の方法と日程」の3つを確かめる

資格選びに、誰にとっても正解の1つはありません。この記事が、あなたに合う資格を見つけるきっかけになれば幸いです。

【注意事項】

資格の費用や受験の方法は、2026年9月24日(メンタルヘルス支援士は2026年10月12日)に各公式サイトで確認した通常価格・内容です。キャリカレの講座はCコースの価格です。キャンペーンなどで変わることがあるため、申し込む前に各公式サイトでご確認ください。受講者の声と「受講してよかった」の数字は、当協会の受講後アンケート(2025年3月〜2026年8月・回答248件)によるものです。年収と仕事内容は、厚生労働省 job tag「カウンセラー(医療福祉分野)」の内容(年収は令和7年賃金構造基本統計調査をもとにした数字)を、2026年10月22日に確認したものです。

参考

心理カウンセラーの資格を探す方へ|メンタルヘルス支援士