JADP認定メンタル心理カウンセラー®の講座が気になっている。でも、申し込む前に、ほかの資格とも並べて見ておきたい。そう考えて調べている方も多いのではないでしょうか。
心の学びは安い買い物ではありませんし、子育てや仕事の合間に学ぶのですから、申し込む前に一度立ち止まるのは自然なことです。
調べ始めると、気になることが次々に出てきますよね。試験はどんな形で、結果はいつ分かるのか。何を学べて、取ったあとはどう活かせるのか。講座と試験を合わせると、結局いくらかかるのか。
そこでこの記事では、メンタル心理カウンセラー(JADP認定・キャリカレの講座)とメンタルヘルス支援士を並べて比べます。どちらも人気のある心理資格で、自宅で学んで自宅で受験でき、カウンセリングや心理学の基礎を学べる点も重なるため、同じ項目で並べると違いが見えやすいからです。読み終えるころには、次のことが分かります。
- 2つの資格を同じ項目で並べた比較表
- 試験の形式と、合格が示すものの違い
- 学べる内容と、取ったあとの活かし方の違い
- 取るまでの費用と、目的別の選び方
メンタルヘルス支援士は、このコラムを運営する一般社団法人 人間力認定協会(当協会)が認定する資格です。比較の内容は、それぞれの公式サイトで確かめたものです。
- 1 メンタル心理カウンセラーとメンタルヘルス支援士の比較表
- 2 試験の形式を比較|学んだ知識が身についた証になるか
- 3 学べる内容と勉強中の質問を比較|心の不調の学び方の違い
- 4 取ったあとの活かし方を比較|履歴書から身近な活動まで
- 5 取るまでの費用を比較|メンタル心理カウンセラーとメンタルヘルス支援士の総額
- 6 メンタル心理カウンセラーとメンタルヘルス支援士はどっち?目的別の選び方
- 7 メンタルヘルス支援士について
- 8 Q&A|メンタル心理カウンセラーとメンタルヘルス支援士のよくある質問
- 9 まとめ|メンタル心理カウンセラーとメンタルヘルス支援士を比べて選ぶポイント
- 10 本記事で紹介している一次情報について
心理カウンセラーの資格をお探しの方へ
話すのが苦手でも、
人の話を聴くのに話し上手である必要はありません。相手の気持ちを受け止める聴き方を、スマホでマイペースに学べます。試験も自宅で受けられるので、家庭や仕事の合間にも始めやすい資格です。
メンタル心理カウンセラーとメンタルヘルス支援士の比較表
2つの資格を、同じ項目で並べました。金額は通常価格(税込)で、割引については費用の章で触れます。
| 項目 | メンタル心理カウンセラー | メンタルヘルス支援士 |
|---|---|---|
| 人気 | 累計受講者数5.5万人※1 | 日本の資格・検定AWARDS 第2位※2 |
| 試験 | 自宅でテキストを見ながら解答できる | 自宅で教材を見ずに50問を50分で解く |
| 合否 | 解答の提出から約1か月 | 試験を終えたその場 |
| 内容 | カウンセリング・心理学・精神医学など4分野の基礎 | 精神疾患・発達障害からカウンセリング・心理学まで |
| 総額 | 64,400円〜(割引の時期あり) | 40,260円 |
※1 キャリカレが公表している累計受講者数(2025年5月21日まで)
※2「日本の資格・検定AWARDS 2026」総合アクセス部門
ここからは、項目ごとにくわしく見ていきます。最初は試験です。2つを並べたとき、いちばん違いがはっきりしていたのが試験の受け方で、合格したときに資格が何を示すのかにも関わるからです。そのあと、学べる内容、取ったあと、費用の順に見ていきます。
試験の形式を比較|学んだ知識が身についた証になるか

せっかく時間とお金をかけて取るなら、学んだことがきちんと身についたと言える資格がいいですよね。合格したときに資格が何を示すのかは、試験の形で変わります。どちらの資格も、試験は自宅で受けられます。
- メンタル心理カウンセラー
講座を修了したあとJADPに申し込み、届いた問題を自宅で解いて提出します。WEB試験か用紙の試験を選べて、WEB試験に解答期限はありません。キャリカレの案内には「試験はテキストを見ながら受けられ、丸暗記は不要」とあります。結果は、解答の提出から約1か月で届きます。 - メンタルヘルス支援士
試験を申し込んだ翌日以降、受講期限の8か月のうち24時間いつでも受けられるオンライン試験です。スマホでも受けられ、50問を50分で解きます。試験中は、教材を見たり、スマホなどで検索したりすることはできません。結果は、試験を終えたその場で分かります。
一般的な試験にたとえると、メンタル心理カウンセラーは、教科書を見てもよい「持ち込み可」のテスト、メンタルヘルス支援士は、ほかの資格試験や学校の定期試験のように、教材を見ずに決められた時間の中で解くテストに近い形です。合格の基準は、どちらも7割です。
この違いは、合格が何を示すかの違いでもあります。テキストを見ながら答えられる試験は、丸暗記がいらないぶん負担が軽い一方で、内容を覚えていなくても、調べながら答えて合格できます。
教材を見ずに時間内に解くメンタルヘルス支援士では、合格したこと自体が、学んだ知識が身についている証になります。身近な人の様子がいつもと違うとき、テキストを開かなくても思い出せる知識です。
学べる内容と勉強中の質問を比較|心の不調の学び方の違い
家族や職場の人の様子がいつもと違うとき、どう関わればいいのか迷った経験から、心の学びを探し始める方も少なくありません。カウンセリングと心理学の基礎を学べる点は、どちらの資格も同じです。
- メンタル心理カウンセラー
カウンセラーとして相談を受けるための基礎を、カウンセリング・相談者(クライエント)・心理学・精神医学の4分野に分けて学びます。キャリカレのテキストは全ページフルカラーで、イラストや図解が中心、見開き2ページで1項目が完結します。映像講義、添削問題(4回)、開業BOOK、対応事例集、現役カウンセラーによる実習制度もあり、サポート期間(600〜800日)は、現役カウンセラーに何度でも無料で質問できます。 - メンタルヘルス支援士
家族や職場など身近な人の心の不調に気づいて、支えるところまでを順に学びます。1章・2章でうつなどの精神疾患や大人の発達障害、依存症を知り、3章の認知行動療法で考え方の整理を、4章で傾聴・受容・共感を軸にした話の聴き方を、5章でリフレーミングなど会話に使える心理学テクニックを学びます。ワークブックでは、リラクゼーションやアサーションなどを繰り返し練習できます。テキストはスマホでも読めて、内容についてはメールで質問できます。
同じ心の学びでも、メンタル心理カウンセラーが相談を受ける側の基礎を広く学ぶのに対して、メンタルヘルス支援士は、身近な人の変化に気づいて支える場面に向けて学びます。家族や職場、ボランティアなど、いろいろな場面で活かしやすいのはこのためです。
取ったあとの活かし方を比較|履歴書から身近な活動まで
今すぐ何かを始めるつもりはなくても、学んだことが家族や職場で役に立ったり、いつか人の話を聴く活動をしてみたくなったり。取ったあとのことも、思い描きながら選びたいですよね。
どちらの資格も、履歴書に書くことができます。
>【メンタルヘルス資格】履歴書への書き方次第で就職のマイナス評価になるって本当?
- メンタル心理カウンセラー
キャリカレの講座には、就職・転職を考える方への自己分析シートなどのサポートや、独立・開業を考える方へのホームページの設計書・文章案の無料作成があります。同じJADPの上級心理カウンセラー®へ、段階的に進む道もあります。 - メンタルヘルス支援士
学んだ知識を、家庭や職場、ボランティアなど身近な場面で使えます。当協会は、合格した方が独立した心理カウンセラーやボランティアとして活動することもできると考えています。仕事の紹介や開業の支援は、講座に含まれません。
講座の中で就職や開業のサポートまで受けたいか、まずは今いる場所で活かしたいかで、合う資格が変わります。
取るまでの費用を比較|メンタル心理カウンセラーとメンタルヘルス支援士の総額
お金のことも気になりますよね。どちらも講座と試験の料金が別なので、足した総額で並べます。
| 項目 | メンタル心理カウンセラー | メンタルヘルス支援士 |
|---|---|---|
| 講座の料金 | 58,800〜78,800円 | 35,200円 |
| 試験の料金 | 5,600円 | 5,060円 |
| 総額 | 64,400〜84,400円 | 40,260円 |
- メンタル心理カウンセラー
キャリカレの講座は3つのコースがあり、違いはサポート期間の長さです(Cコース58,800円・600日、Bコース68,800円・700日、Aコース78,800円・800日)。これにJADPの受験料5,600円がかかります。 - メンタルヘルス支援士
受講料35,200円と試験料5,060円で、合計40,260円です。登録料や更新料はかかりません。試験対策の動画はオンラインで無料で見られ、DVDを希望する方は1,100円を足して41,360円です。
どちらもクレジットカードの分割払いができ、不合格のときは試験の料金だけで受け直せます(メンタルヘルス支援士は受講期限内)。
ここまでは通常価格での比較です。キャリカレの講座は割引キャンペーンが頻繁に行われていて、2026年10月13日の時点では、Aコースが74%OFFの19,800円で案内されていました(10月15日まで)。
割引の時期は、総額がメンタルヘルス支援士より安くなることもあります。通常価格は実際に払う金額の目安になりにくいので、申し込む日の金額で比べてみてください。
>独学で後悔する前に!メンタル心理カウンセラーの受験資格・費用と最安受講のポイント
メンタル心理カウンセラーとメンタルヘルス支援士はどっち?目的別の選び方

合う資格は、何のために取るのかで分かれます。
将来はカウンセラーとして独立や開業もしたい
いずれはカウンセラーとして相談を受ける仕事をしたい。自分の相談室を開くことも考えている。そこまで見すえているなら、講座の中で実習や開業の準備まで進められると心強いですよね。
現役カウンセラーが指導する実習や開業BOOK、開業を考える方へのサポート、上級心理カウンセラー®へ進む道まで、講座の中でそろえたいなら、メンタル心理カウンセラーが合います。
学んだ知識が身についた証として資格を取りたい
せっかく学ぶなら、自分の力で試験に合格したという手応えがほしい。資格を取ったあとも、学んだことを自分の言葉で話せるようにしておきたい。
教材を見ずに50分の試験を解いて合格するメンタルヘルス支援士が合います。
心の不調の知識を深めて身近な人を支えたい
家族や職場の人の様子が気になったとき、どう関わればいいのか知っておきたい。
精神疾患や発達障害、認知行動療法といった心の不調の知識を、傾聴とあわせて順に学びたいなら、メンタルヘルス支援士が合います。
メンタルヘルス支援士について
ここまで見てきたように、当協会が認定するメンタルヘルス支援士は、身近な人の心の不調に気づき、傾聴で支えるための知識を学ぶ資格です。
実際に学んだ方は、どう感じているのでしょうか。受講した方の声を紹介します。
学ぶのも試験も自宅で|受講者の声
受講資格はなく、学習時間の目安は20〜40時間です。30代の方からは、こんな声が届いています。
何歳になっても学ぶことは楽しいと感じます。受講も受験も自宅で出来るのが子育て世代の身として大変助かりました。(30代)
心の不調まで学べる内容|受講者の声
学んだ内容について、受講した方からはこんな声が届いています。
大人の発達障害や精神障害について学びたかったので、良い教材に出会えてよかったです。(40代)
(中略)とてもわかりやすく実用的で魅力的な内容だったため、1日で読み進めることができました。身近な人の具体的なサポートにつなげていける内容だと思いました。(40代)
学んだあとの自信|受講者の声
学んだことが自信につながった、という声も届いています。
家庭や友人関係、学校のボランティア時などでも有効に活用したいです。学んだと言う自信が自己肯定につながりとても嬉しいです。(50代)
(中略)前は家族の介護や出産育児で中断してしまいましたが、最後まで受講できて嬉しかったです(50代)
今すぐ何かを始めようと思っていなくても大丈夫です。まずは身近な人の話を、いつもより少しゆっくり聴いてみることから始められます。
受講者の満足度|248人中247人が受講してよかったと回答
受講後のアンケートでは、回答した248人のうち247人が「受講してよかった」と答えています。2026年には「日本の資格・検定AWARDS 2026」の総合アクセス部門で第2位に選ばれました。
人の話をもう少しちゃんと聴けるようになりたい。身近な人を支える知識を、自分のペースで身につけたい。そう思ったときの学びの一つとして、検討していただけたらうれしいです。
Q&A|メンタル心理カウンセラーとメンタルヘルス支援士のよくある質問
Q1:メンタル心理カウンセラーとメンタルヘルス支援士は履歴書に書けますか?
どちらも書けます。メンタル心理カウンセラーは、JADPのよくある質問で、履歴書に書いてよいと案内されています。メンタルヘルス支援士は「メンタルヘルス支援士 取得」と書き、試験に合格した日が取得日になります。
Q2:試験のときテキストを見てもいいですか?
メンタル心理カウンセラーは、キャリカレの案内では、テキストを見ながら解答できます。メンタルヘルス支援士は、試験中に教材を見たり、スマホなどで検索したりすることはできません。
Q3:仕事や子育てと両立しながらどのくらいで取れますか?
メンタル心理カウンセラーは、キャリカレの標準学習期間が2か月で、サポート期間(600〜800日)のあいだは自分のペースで進められます。メンタルヘルス支援士は、学習時間の目安が20〜40時間、受講した方の平均の受講期間は約2か月で、受講期限は8か月です。
まとめ|メンタル心理カウンセラーとメンタルヘルス支援士を比べて選ぶポイント
- 試験の形式は、メンタル心理カウンセラーがテキストを見ながら解答できる形、メンタルヘルス支援士が50問・50分を教材を見ずに解く形。メンタルヘルス支援士は、合格したこと自体が、学んだ知識が身についている証になる
- 学べる内容は、メンタル心理カウンセラーがカウンセリングの基礎となる4分野を広く、メンタルヘルス支援士が身近な人の心の不調に気づいて支えるための知識と聴き方を順に。どちらも履歴書に書ける
- 取る目的は、メンタル心理カウンセラーが、カウンセリングの基礎を身につけ、実習や開業の準備、上級へと進みたい方向け。メンタルヘルス支援士は、家族や職場、ボランティアなど、いろいろな場面で身近な人の心の不調に気づいて支えたい方向け
本記事で紹介している一次情報について
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 情報の性質 | 一般社団法人 人間力認定協会 メンタルヘルス支援士 受講後アンケートより抜粋 |
| データ取得者 | 一般社団法人 人間力認定協会 |
| 調査期間 | 2025年3月〜2026年8月 |
| 有効回答数 | 248件 |
| 設問 | 「受講して良かったですか?」/「自由にメッセージをお願いします」(自由記述) |
| 分析方法 | 「受講して良かったですか?」に「はい」と答えた人数を数えました。自由記述は原文のまま一部を抜粋しています |
| 一般情報の出典 | 一般財団法人 日本能力開発推進協会(JADP)とキャリカレの公式サイト(2026年10月7日・8日・13日確認) |
| 注意点 | 回答者は当協会の資格の受講者に限られます。他団体の資格の受講者の声ではありません。資格どうしを比べる根拠には使っていません |
【注意事項】
メンタル心理カウンセラー(JADP・キャリカレ)の情報は、2026年10月7日・8日(試験の形式・教材の特徴・割引は10月13日)に各団体の公式サイトで確認した内容で、表の金額は通常価格です。キャリカレの割引の金額と期間は、時期によって変わります。メンタルヘルス支援士の情報は2026年10月に当協会の公式サイトで確認したものです。いずれも、申し込む前に各公式サイトでご確認ください。
キャリカレの就職・転職のサポートは、就職や転職を保証するものではないと、キャリカレの公式ページにも書かれています。
受講者の声と「受講してよかった」の人数は、当協会の受講後アンケート(2025年3月〜2026年8月・回答248件)から、原文のまま一部を抜粋したものです。
「JADP認定メンタル心理カウンセラー」「JADP認定上級心理カウンセラー」は登録商標です(各団体の公式サイトの®表記による)。


