【コスパ重視】心理カウンセラー資格を費用で比較!安くて役立つおすすめ資格一覧

心理カウンセラーの資格を調べていると、講座の受講料は目に入っても、それで全部なのかが分かりにくいと感じる方は多いと思います。受験料が別だったり、合格したあとに登録料がかかったりと、支払いのタイミングが資格ごとにばらばらだからです。

この記事ではそれらを解決できるよう、公式サイトで確認できた通常価格だけを使い、受講料・受験料・登録料を足した総額を安い順に並べて、内訳と見落としやすい費用を整理します。順番は金額の順で、おすすめの順ではありません。

たとえば、

  • 受講料のほかに、何を足せば総額になるのか
  • 講座を受けずに申し込める検定はいくらから受けられるのか
  • 講座とセットの資格を総額で並べるとどうなるのか
  • 安さのほかに、再受験や更新の費用をどう見ればよいのか

といった内容です。

>メンタルヘルス系資格の費用相場は?10資格で約75倍の開きがあった

心理カウンセラーの資格をお探しの方へ

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人の話を聴くのに話し上手である必要はありません。相手の気持ちを受け止める聴き方を、スマホでマイペースに学べます。試験も自宅で受けられるので、家庭や仕事の合間にも始めやすい資格です。

どんな内容か見てみる

本記事で紹介している一次情報について

項目内容
情報の性質一般社団法人 人間力認定協会 メンタルヘルス支援士 受講後アンケート・受講前アンケートより抜粋
データ取得者一般社団法人 人間力認定協会
調査期間受講後アンケート:2025年3月〜2026年8月/受講前アンケート:2025年2月〜2026年7月
有効回答数受講後アンケート:248件/受講前アンケート:146件
設問受講後アンケート:「値段の評価」/受講前アンケート:「申込の決め手」(1つ選択)
分析方法選択肢ごとに回答した人数を集計し、それぞれの有効回答数に対する割合を出しました
一般情報の出典各資格の認定団体・講座提供会社の公式サイト(2026年9月24日確認)
注意点回答者は当協会の資格の受講者に限られます。他団体の資格の受講者の声ではありません。値段の評価は受講を終えた方の回答です

費用は「受講料」「受験料」「登録料」の3つを足して比べます

取得までに必ずかかる総額で並べると、講座を受けずに申し込める検定は数千円から、講座とセットの民間資格は3万円台後半から7万円台、養成講座を受けて取る産業カウンセラーは約40万円と、桁が変わります。

ただし、広告で目に入りやすい受講料だけを見ていると、この総額にはたどり着けません。受験料が講座の代金に含まれない資格も、登録料が別にかかる資格もあるからです。どの資格で何が別にかかるのかを、続けて見ていきます。

心理カウンセラー系の資格にかかる費用は、多くの場合、講座の代金である「受講料」、試験を受けるための「受験料」、合格や修了のあとに資格として登録するための「登録料・認定料」の3つに分かれています。

広告で目に入りやすいのは受講料ですが、たとえばJADP認定メンタル心理カウンセラー®は受験料5,600円が講座の代金に含まれず、メンタルケア心理士®はこころ検定®2級の検定料と資格登録料が別にかかります。反対に、心理カウンセリングスペシャリストのように、検定の受験料と認定証の費用が講座の代金に含まれているものもあります。受講料だけを見比べると、順番が入れ替わってしまいます。

この記事では、次の決まりで総額を出しています。

  • 取得までに必ずかかる費用だけを足します。認定証やカードの発行など、任意の費用は外して注記します
  • 講座は通常価格です。時期によって割引がありますが、割引価格は使いません
  • 講座に複数のコースがあるときは、通常価格がいちばん安いコースで計算し、ほかのコースは注記します
  • 金額は税込です。公式サイトに税込の表記が見当たらないものは、表示の金額のまま書いて注記します
  • 公式サイトで金額を確認できなかったものは並べません
  • 公認心理師・臨床心理士・認定心理士は大学・大学院の学費が前提になるため、このランキングの対象外です
  • 同じ金額のものは同順とし、五十音順に並べます

検定だけなら1万円以下から受けられます

まず、講座を受けなくても申し込める試験を、必ずかかる額の安い順に並べました。3つの検定と、受験の条件に講座の修了が入っていない2つの民間資格です。

安い順試験・資格必ずかかる額内訳
1メンタルヘルス・マネジメント®検定試験 III種5,280円受験料
2こころ検定® 4級・3級6,000円検定料※
3メンタルヘルス・マネジメント®検定試験 II種7,480円受験料
4こころ検定® 2級7,700円検定料※
4心理学検定(A領域かB領域の一方)7,700円受検料
6メンタル士心理カウンセラー®10,000円受験料(認定カードと認定証は任意で各5,500円)
7メンタルヘルス・マネジメント®検定試験 I種11,550円受験料
8心理学検定(A領域とB領域の両方)12,100円受検料(A+Bセット割引の申請をした場合)
9ケアストレスカウンセラー17,000円受験料12,000円+認定登録料5,000円

出典:大阪商工会議所・日本こころ財団・日本心理学諸学会連合・日本メディカル心理セラピー協会・職業技能振興会の各公式サイト(いずれも2026年9月24日確認)。※は公式サイトに税込の表記が見当たらないため、表示の金額のまま載せています。

表の9つの区分(級・コース別)のうち、1万円以下で受けられるものが6つあります。メンタルヘルス・マネジメント®検定試験はセルフケア(III種)・ラインケア(II種)・マスター(I種)の3コースで金額が分かれ、学歴・年齢・性別・国籍の制限なく、希望するコースを選んで受験できます。心理学検定の両方12,100円は、事前に「A+Bセット割引」の申請をした場合の金額です。10名以上の団体で申し込むと、一方6,600円・両方9,900円になります。

下の2つは民間資格です。メンタル士心理カウンセラー®は受験資格が「特になし」で、在宅で通年受験できます。合格後の認定カードと認定証は希望する人だけが申し込むもので、両方を作ると11,000円が加わります。ケアストレスカウンセラーは18歳以上なら受験でき、合格後の認定登録料5,000円までが必ずかかる額です。なお、この資格の講座を提供するヒューマンアカデミーの講座ページには「受験料10,000円」と書かれていますが、認定団体である職業技能振興会の公式サイトの12,000円を使っています(職業技能振興会は2026年7月実施の試験から受験料を改訂したと案内しています)。

こころ検定®の準1級と1級は、2級の合格などが受検の条件になるため、この表から外しました。2級は、メンタルケア心理士®の取得にも合格が必要な検定です。講座を使わずに受けるぶん、準備の教材は自分で選ぶことになりますが、まず数千円で力試しをしてから講座を考える、という順番も取れます。

講座とセットの資格を総額の安い順に並べました

次に、講座の修了や受講が条件になる資格と、講座を使って受ける場合の2つの資格を、受講料・受験料・登録料を足した総額の安い順に並べました。講座が複数ある資格は、公式サイトで通常価格を確認できた講座のうちいちばん安いものを使っています。キャリカレの講座は学習サポートの期間で3つのコースに分かれるため、いちばん安いCコース(サポート600日)の通常価格で計算しています。当協会が認定するメンタルヘルス支援士も、同じ決まりで総額を出して表に入れました。

安い順資格(講座)総額内訳
1心理カウンセリングスペシャリスト(formie・一括払い)38,500円受講料のみ(教材・検定受験料・認定証・サポートを含む)
2メンタルヘルス支援士(当協会の資格)40,260円受講料35,200円+試験料5,060円(いずれも税込)
3心理カウンセラー ベーシック(ユーキャン)44,000円受講料のみ(教材費・指導費・送料を含む。試験は4回目の添削課題を兼ねる。認定証は希望者のみ有料で金額の記載なし)
4メンタルケアカウンセラー®(ヒューマンアカデミー)54,500円受講料49,000円+資格登録料5,500円(講座ページは申請料5,100円と表示)
5ケアストレスカウンセラー(ヒューマンアカデミーの講座を使う場合)59,900円受講料42,900円+受験料12,000円+認定登録料5,000円
6行動心理士®(キャリカレ・Cコース)64,400円受講料58,800円+受験料5,600円
6JADP認定メンタル心理カウンセラー®(キャリカレ・Cコース)64,400円受講料58,800円+受験料5,600円
8JADP認定チャイルドカウンセラー®(キャリカレ・Cコース)69,400円受講料63,800円+受験料5,600円
9メンタル士心理カウンセラー®(諒設計アーキテクトラーニングの基本講座を使う場合)69,800円受講料59,800円※+受験料10,000円
10メンタルケア心理士®(ヒューマンアカデミーのDVDコース)75,800円受講料62,000円+こころ検定®2級7,700円※+資格登録料6,100円※

出典:formie・ユーキャン・ヒューマンアカデミー・キャリカレ・諒設計アーキテクトラーニングの講座ページと、日本能力教育促進協会・メンタルケア学術学会・職業技能振興会・日本メディカル心理セラピー協会・日本能力開発推進協会・人間力認定協会の各公式サイト(いずれも2026年9月24日確認)。※は公式サイトに税込の表記が見当たらないため、表示の金額のまま足しています。

1番目と10番目の差は37,300円です。金額の差は、教材の形とサポートの長さの違いとしても表れています。formieはスマホやPCで読むWeb教材(全14章74Lesson)でサポートは受講開始から180日、ユーキャンはテキスト3冊とDVDなどの教材で指導サポート期間は8か月、キャリカレのメンタル心理カウンセラー資格取得講座はテキストと映像講義などの教材で、サポートはCコースで600日です。安いか高いかだけでなく、何が届いて、どれだけの期間質問できるのかを合わせて見ると、金額の意味が分かりやすくなります。

コスパで見るなら、総額と一緒に、届く教材と質問できる期間を並べてみてください。たとえば総額がいちばん安いformieはWeb教材でサポートは受講開始から180日、キャリカレの講座はいちばん安いCコースでもサポートが600日あります。総額が近いなら、使える期間の長い講座のほうが自分のペースで進めやすくなります。

支払いの回数も資格によって違います。1番目と3番目は講座の代金を払えば試験まで進めます。2番目は受講料と試験料の2つを合わせた額で、4番目以降は受講料のほかに、受験料や登録料を別のタイミングで払います。メンタルケア心理士®は、講座・こころ検定®2級・資格登録の3回に分かれます。予算を組むときは、総額だけでなく、いつ何を払うのかも見ておくと慌てずに済みます。

表の金額には、次の点も添えておきます。

  • formieには月3,980円(税込)で学ぶ払い方もあり、その場合の総額は学んだ月数で変わります。毎月付与されるポイントだけで受講・本番試験・認定証の発行まで進めると、4か月分の15,920円です
  • ユーキャンは分割払い(3,700円×12回)にすると総額が44,400円になります
  • メンタル士心理カウンセラー®は、課題をすべて終えて卒業すると試験が免除され、2つの資格が認定される上位の講座もあり、受講料は79,800円です(諒設計アーキテクトラーニングのスペシャル講座。SARAスクールにも同じ金額の講座があります)。どちらの講座ページにも、受講料に税込の表記は見当たりませんでした
  • メンタルケア心理士®の講座には、DVDとeラーニングのコース(通常73,000円)や総合講座もあります
  • キャリカレの講座は、サポート700日のBコースがCコースより10,000円、800日のAコースが20,000円高くなります(行動心理士®とメンタル心理カウンセラーはBコース68,800円・Aコース78,800円、チャイルドカウンセラーはBコース73,800円・Aコース83,800円)。Cコースには期間限定の割引もあります
  • JADPの資格(行動心理士®・メンタル心理カウンセラー・チャイルドカウンセラー)は、認定料・登録料・更新料について公式サイトに記載が見当たらないため、総額には入れていません。記載がないことは、無料という意味ではありません

講座の代金が1万円違っても、サポート期間や受験料の扱いまで含めると、差が縮まったり広がったりします。表の総額は比べる出発点として使い、気になる2〜3つの資格は、内訳を公式サイトで開いて確かめてみてください。

>心理カウンセリングスペシャリスト|スマホで受験できる資格の実際

養成講座を受けて取る資格は桁が変わります

費用の桁が入口で3つに分かれることを整理した図

産業カウンセラーは、日本産業カウンセラー協会の養成講座を修了することが主な受験資格になる資格です(心理学関連の修士号や、働く人の相談を受けてきた実務経験などで受験資格を得る道もあります)。養成講座を受けて取る場合、取得までにかかる費用を分けると、次のようになります。

  • 養成講座の受講料:352,000円(教材費・消費税込)
  • 受験料(学科と実技):44,000円(税込)
  • 資格登録料(初回):7,000円(すでに協会の会員の人は、合格すると自動で登録され無料)
  • 3つの合計:403,000円

さらに、資格の登録を続けるには協会の会員であることが必要です。4月に入会する場合は入会金7,000円と年会費10,000円の計17,000円(10月入会は入会金7,000円と会費5,000円の計12,000円)がかかります。登録は原則5年ごとの更新で、期間中に6時間の研修を受け、更新のたびに3,000円の手数料がかかります。登録料・会費は、公式サイトに税込か税抜かの表記が見当たりませんでした。

受験料の金額は、2026年7月に行われた「産業カウンセラー2級試験」の「受検要領」によるものです(日本産業カウンセラー協会は、この回から「産業カウンセラー2級試験」という名称を使っています)。次回(2027年1月)の要領は2026年10月中旬に協会のサイトで案内される予定のため、申し込む前に最新の要領を確かめてください。学科だけ・実技だけを受ける場合の受験料(学科のみ16,500円・実技のみ27,500円。いずれも2024・2025年度の一部合格者が対象)も分かれています。

桁が変わるのは、学び方そのものが違うからです。養成講座は6か月か10か月のコースで、通学・オンライン(通学あり)・フルオンラインの3つの受け方があり、修了するには104時間の面接体験学習のうち90時間以上に出席する必要があります。試験も学科に加えて、ロールプレイと口述の実技があります。費用も時間もかかりますが、人の話を聴く練習を講座の中で積み重ねたい方にとっては、この記事で並べたほかの資格にはない内容です。学費ローンを使える案内もあります。

安さのほかに見ておきたいこと

総額が近くても、あとからかかる費用や、講座を使える期間は資格ごとに違います。講座とセットの表と同じ順に、公式サイトで確認できたことを並べました。費用以外の違いも含めて資格を一覧で比べたい方は、心理カウンセラー資格一覧もご覧ください。

資格再受験更新料・年会費受講・サポートの期間
心理カウンセリングスペシャリスト2回目以降1,500円(一括払い)追加費用なし(利用規約)サポート180日
メンタルヘルス支援士(当協会の資格)試験料5,060円で受け直せる(間をあける決まりなし)登録料・更新料なし受講期限8か月
心理カウンセラー ベーシック受講期間中は3回までチャレンジ可能記載なし指導サポート8か月
メンタルケアカウンセラー®試験なし記載なし在籍6か月(延長1回まで無料)
ケアストレスカウンセラー記載なし更新制度なし講座の在籍6か月
JADPの資格(行動心理士®・メンタル心理カウンセラー・チャイルドカウンセラー)受けるたびに申し込みと受験料5,600円記載なしサポートはコースにより600〜800日
メンタル士心理カウンセラー®記載なし記載なし受講期間6か月(最短2か月)
メンタルケア心理士®こころ検定®は不合格なら次の回に申し込み直す(欠席の返金・振替なし)記載なしDVDコースの在籍8か月
産業カウンセラー受け直すたびに受験料(次の回への振替なし)更新手数料1回3,000円と会員の会費養成講座6か月か10か月

出典:各資格の認定団体(人間力認定協会を含む)と講座提供会社の公式サイト(いずれも2026年9月24日確認)。「記載なし」は、確認した公式ページに案内が見当たらなかったという意味で、費用がかからないという意味ではありません。

再受験の扱いは、資格によってかなり違います。JADPの資格は、2回目以降も1回目と同じように申し込みと受験料の振り込みが必要で、受けるたびに5,600円がかかります。心理カウンセリングスペシャリストは、一括払いなら2回目以降の受験に1,500円がかかります。心理カウンセラー ベーシックは、受講期間中であれば試験に3回までチャレンジできます。受け直す可能性まで考えると、表の総額にこの差が上乗せされることがあります。

>ユーキャンの心理カウンセラーベーシックとは?役に立つ使い道と費用・試験を徹底解説

取ったあとの費用では、心理カウンセリングスペシャリストはformieの利用規約で資格の利用に追加の費用は不要とされ、ケアストレスカウンセラーは更新制度がなく、産業カウンセラーは会員の会費が毎年かかります。「記載なし」が並んでいる資格は、申し込む前に認定団体へ問い合わせておくと安心です。

講座を使える期間も見ておきたいところです。formieのサポートは受講開始から180日、キャリカレの3つの講座はサポートがコースにより600〜800日です。仕事や家事で学べない時期がありそうな方は、総額が近いなら、使える期間の長い講座のほうが自分のペースで進めやすくなります。総額に「あとからかかる費用」と「使える期間」を重ねて見ると、自分にとっての本当の負担が見えてきます。

>メンタル心理カウンセラー|取ったあと何ができる資格なのか

値段の受け止め方は人によって違います

総額の表は、比べやすい物差しです。ただ、同じ金額でも、それを高いと感じるか安いと感じるかは人によって変わります。

メンタルヘルス支援士との共通点と違い

受講を終えた方の値段の評価を集計した図

メンタルヘルス支援士は当協会が認定する民間資格で、講座とセットの表では、同じ決まりで計算して2番目に入れています。受講料と試験料が分かれている点はJADPの資格と同じです。違いは受験の条件で、JADPの資格は指定講座の全カリキュラムの修了が条件ですが、メンタルヘルス支援士は受験資格を設けておらず、講座の受講者が受講期限の中で受験します(試験だけを申し込むことはできません)。

この資格の受講を終えた方に、値段の評価を尋ねた結果があります(受講後アンケート・248件)。

  • 大満足・満足:135人(54.4%) 内訳は大満足35人・満足100人
  • 普通:85人(34.3%)
  • やや不満・不満:28人(11.3%) 内訳はやや不満25人・不満3人

同じ資格の値段でも、半数を超える方が満足と答えた一方で、3人に1人は「普通」、1割あまりは不満寄りの評価でした。同じ金額でも受け止め方がこれだけ分かれるのは、金額そのものより、学びたいことと講座の中身が合っていたかどうかが関わっているのかもしれません。

申し込む前の方に、決め手を1つだけ選んでもらった結果もあります(受講前アンケート・146件)。いちばん多かったのは「内容が魅力的」の56人(38.4%)で、「児童発達支援士と同じ認定団体」52人(35.6%)、「短期間で取得できる」15人(10.3%)と続き、「価格がお手頃」を選んだのは9人(6.2%)でした。

値段は比べやすい物差しですが、それを決め手にした人は多くありませんでした。値段より先に、何を学べるかを見て選んだ方が多かったということです。この数字は当協会の資格の受講者に限った回答で、他の資格を選んだ方の声ではありません。

総額の表で候補を2〜3つに絞ったら、最後は学ぶ範囲を公式サイトで読み比べてから決めてみてください。何に使いたいかがはっきりしているほど、支払う金額にも納得しやすくなります。

メンタルヘルス支援士について

ここまで、心理カウンセラーの資格にかかる費用を総額で比べる方法についてご紹介してきました。

こうした理解を深めることと合わせて、ご家族や職場の同僚、支援の現場で働く方々の間でも、メンタルヘルスへの理解を深めるための学びが広がっています。

当協会が認定する「メンタルヘルス支援士」は、精神疾患の基礎知識、大人の発達障害、認知行動療法、傾聴を中心としたカウンセリングの基本姿勢などを、体系的に学べる民間資格です。2026年には「日本の資格・検定AWARDS 2026」の総合アクセス数部門で第2位に選ばれました。

資格の有無が支援の基準になるものではありませんが、身近な人と日々関わる方が、専門的な知識を身につける選択肢の一つとして知っていただけたらと思います。

>メンタルヘルス支援士の詳細について

Q&A|心理カウンセラー資格の費用に関するよくある質問

Q1:心理カウンセラーの資格はいくらあれば取れますか

取得までに必ずかかる総額で見ると、講座を受けずに申し込める検定は5,280円(メンタルヘルス・マネジメント®検定試験 III種)から、講座とセットの民間資格は38,500円から75,800円、養成講座を受けて取る産業カウンセラーは受講料・受験料・登録料の合計で403,000円です。受講料だけでなく、受験料と登録料を足して比べてください。

Q2:いちばん安く取れる心理カウンセラーの資格はどれですか

講座なしで申し込める試験ではメンタルヘルス・マネジメント®検定試験のIII種(5,280円)、講座とセットの資格では心理カウンセリングスペシャリスト(formieの一括払いで38,500円)がいちばん安くなります。ただし、この記事の順番は金額の順で、資格の良し悪しの順ではありません。学ぶ範囲や受験の条件が資格ごとに違うため、金額で候補を絞ったあとに内容を比べることをおすすめします。

Q3:心理カウンセラーの資格には受講料のほかにどんな費用がかかりますか

資格によって、受験料と登録料が別にかかります。たとえばJADPの資格は受験料5,600円が講座の代金に含まれず、メンタルケアカウンセラー®は資格登録料5,500円、メンタルケア心理士®はこころ検定®2級の7,700円と資格登録料6,100円、産業カウンセラーは資格登録料7,000円がかかります。メンタル士心理カウンセラー®の認定カードと認定証(各5,500円)のように、希望する人だけが払う費用もあります。

Q4:心理カウンセラー講座の割引価格はこの記事の金額に入っていますか

入っていません。この記事の金額は、公式サイトで確認できた通常価格です。コースが分かれている講座は、通常価格がいちばん安いコースで計算しています。講座によっては時期によって割引があり、通常価格と割引価格が並べて書かれていることがあります。申し込む時点の価格は、各講座の公式サイトでご確認ください。

Q5:心理カウンセラーの資格を取ったあとに毎年かかる費用はありますか

産業カウンセラーは、資格の登録を続けるために協会の会員であることが必要で、4月入会なら入会金7,000円と年会費10,000円がかかり、原則5年ごとの登録の更新には1回3,000円の手数料がかかります。ケアストレスカウンセラーは更新制度がありません。心理カウンセリングスペシャリストは、formieの利用規約で資格の利用に追加の費用は不要とされています。当協会のメンタルヘルス支援士も、登録料・更新料はかかりません。そのほかの資格は、更新料や年会費について確認した公式ページに記載が見当たらなかったため、気になる場合は申し込む前に認定団体へ問い合わせておくと安心です。

まとめ|心理カウンセラー資格の費用

  • 心理カウンセラーの資格の費用は、受講料・受験料・登録料の3つを足した総額で比べると順番を取り違えません
  • 講座なしで申し込める試験は5,280円からで、級やコースで分けた9つの区分のうち6つが1万円以下です
  • 講座とセットの民間資格は、通常価格の総額で38,500円から75,800円でした
  • 養成講座を受けて取る産業カウンセラーは3つの合計で403,000円で、登録を続けるには会員の会費もかかります
  • 再受験の費用・更新料・講座を使える期間も、総額と合わせて見ておくと負担を読み違えません
  • 値段は比べやすい物差しですが、最後は学ぶ範囲を読み比べて選ぶと、支払う金額に納得しやすくなります

【注意事項】

この記事で紹介している内容は、当協会が収集したアンケート・体験談の一部をもとにまとめています。心の状態や必要な支援は一人ひとり異なり、一律の正解はありません。また、本記事は診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状や不安がある場合は、早めに医師・専門機関・お住まいの地域の相談窓口にご相談ください。

本記事に掲載した他団体の資格・検定の情報は、2026年9月24日時点で各団体の公式サイトを確認した内容です。受講料・受験料・受験資格・試験方式は変更されることがありますので、申し込みの前に必ず各団体の公式サイトでご確認ください。「JADP認定メンタル心理カウンセラー」「メンタルケア心理士」「こころ検定」「メンタルヘルス・マネジメント」「メンタル士心理カウンセラー」「メンタルケアカウンセラー」「行動心理士」「JADP認定チャイルドカウンセラー」は登録商標です(各団体の公式サイトの®表記による)。

参考・相談先

心理カウンセラーの資格を探す方へ|メンタルヘルス支援士