継続的な発達障がい児支援に役立つ会員制度「認定支援士」とは?

本日は当協会の会員制度である「認定支援士」についてご紹介をさせて頂きます。認定支援士とは何か?どのようなメリットがあるのか?についてお話しさせていただきたいと思います。

2つの会員制度について

当協会では、児童発達支援士又は発達障害コミュニケーションサポーターを合格された方に対して2つの会員制度をご用意しております。

  • 認定支援士
  • 賛助会員

数百名の方がすでに申込みいただいており、全国に認定支援士が誕生しています。上記2つの会員制度は基本的に試験に合格された方を対象にしていますので、未受講の方や合格前の方は申込みいただけませんので、その点はご了承願います。

認定支援士とは

認定支援士は、協会に変わって発達障害にかんする啓蒙活動を行っていただく方にお勧めしている制度です。認定支援士になることで得られるメリットは以下のようなものがあります。

  1. 年に 2 回発行される会報にて協会の活動を知ることができ、最新の情報を得られる
  2. 当協会が提供するサービスやイベントの優待制度があり、優先的に参加できる
  3. 講演会や専門知識などの情報共有
  4. オリジナルライセンスカードを贈呈
  5. 名刺等に「認定支援士」と記載可
  6. 当協会 HP 内にて氏名(団体名)記載可(※希望者のみ)
  7. 認定支援士として、勉強会やセミナーの開催可(事前に本協会の承認を得る必要あり)
  8. 一般社団法人 人間力認定協会のロゴ利用可

このように列挙しますと案外沢山のメリットがあるように私自身感じてしまいました(笑)お陰様で認定支援士になられた方は既に数百名を越えております。多くの方が試験合格後も協会とかかわりを持ちながら、活動をされていることをうれしく思います。

認定支援士になられている方が申し込まれた理由を下記に紹介します。

  • 個人でビジネスとして支援活動をしていきたいから
  • ボランティアで活動する予定があるから
  • 勉強期間が終わってしまうと結局今までの子育てに戻ってしまいそうで怖いから
  • せっかく大人になってから資格を有したので、今後有効活用したいから
  • 支援(寄付)の目的

このようなものが大きな理由となります。大別すると個人でビジネスまたはボランティアとして活動したいという方、継続して学びたいという方、寄付をしたいという方という3つのケースとなります。どれもが支援活動に大きく役立つものであり、子どもや支援者の環境を改善していく一助になることでしょう。

ここまで良い点ばかり紹介しましたが、1点だけ気を付けて頂きたい点もございます。それは「協会が講演や支援に関する業務を斡旋するものではない」ということです。時々お問い合わせをいただくのですが、私どもが認定支援士に対して、業務を斡旋(紹介)することはありません。他の団体様の中にはそういった活動をされている所もあるようですが、私どもは認定支援士の皆様と縦の関係ではなく、横の関係を築いていきたいと考えています。

なので、私ども協会も協会として活動するから、認定支援士の皆様も個々で活動をしていってくださいね!というスタンスです。そのために「名刺に認定支援士と明記OK」となっていたり、学びの動画や情報を継続的に配信しています。その点をご理解されたうえで、申込を検討していただきますようお願い致します。

会員制度に関する申し込みは下記公式ページをご確認ください。
https://ninkyou.jp/membership/

賛助会員とは

賛助会員は、認定支援士と異なりあくまでも寄付の意味合いが強い会員制度となります。賛助会員が得られるメリットは以下となります。

  1. 年に 2 回発行される会報にて協会の活動を知ることができ、最新の情報を得られる
  2. 当協会が提供するサービスやイベントの優待制度があり、優先的に参加できる

認定支援士のメリットでもご紹介した2つのみとなります。金額も非常に安い金額で申し込み出来ますので、お気軽にお申込みいただけたらと思います。

会員の割合は?

ここまでご紹介したようなことがそれぞれの特徴やメリットでした。次に会員の割合をご紹介いたします。

  • 認定支援士 9割
  • 賛助会員 1割

ざっくりとした数字ですが、このようなイメージです。圧倒的に認定支援士が多いのがわかります。やはり定期的な学びや具体的な活動に役立てたいという気持ちが強いのでこういった結果になるのだと思われます。会員制度はどちらも1年毎の契約となり、毎年手動での更新手続きが必要となります。自動引き落としで勝手に毎年支払いが生じるわけではないので、お試し感覚で1年申し込みをしてみるという方も多いでしょう。ただし、おかげさまで更新率も非常に高く、73%以上の方が2年目以降も更新をして下さっています。(2024年3月4日調べ)

認定支援士は活動しないとダメ?

こちらも時々お問い合わせいただくことなのですが、「認定支援士になったら地域で活動をしなければいけないのでしょうか?」という質問があります。答えは「そのようなことはありません」となります。先ほども紹介したように、認定支援士になられる方の一部は「協会の活動を支援する」ことを目的とされています。そのため、認定支援士に申し込みをされている方の中には、具体的な活動はしておらず、協会から配信されてくる情報に目を通すだけの方もいらっしゃいます。

しかし、それであっても必ずどこかしらで支援をしていることになります。協会のバックアップをして下さっている事になるので、それも発達障がい児への間接的な支援と言えます。また知識を有するだけでも、講演や街中ですれ違う子どもや保護者に対して、適切な行動や言葉がけが出来るかもしれません。これも立派な支援のひとつ。発達障がい児の保護者は、周りに迷惑をかけないように常に気持ちを張り詰めていることもありますから、理解のある暖かな言葉をかけられただけでも心に余裕ができるでしょう。その余裕が子どもへの接し方に繋がっていくわけです。

むしろ「具体的な活動をしなければいけない」という想いではなく、「もっと理解が拡がって欲しいから」という想いでお申込みいただき、支援の輪が拡がることの方が嬉しいと感じます。

【まとめ】継続的な発達障がい児支援に役立つ会員制度「認定支援士」とは?

いかがだったでしょうか。

当協会の会員制度についてご理解いただけたかと思います。手続きや更新で難しいこともありませんし、認定支援士になったからと言って何かを課せられることもありませんから、まずは1年申し込みをして体感していただくと良いかもしれませんね。

今後とも応援の程、宜しくお願い致します。

発達障がい児支援の人気資格
【公式】児童発達支援士サイトを確認

最新情報をチェックしよう!