【受講者インタビュー】子どもが発達障害であることを受容するハードルが高い・・・

当協会が認定する資格、児童発達支援士または発達障害コミュニケーションサポーターを受講された方にご協力いただいている受講者インタビュー。今回は3名のインタビューをご紹介します。この記事の中からきっと多くの学びを得られると思います。是非ご覧ください。

Iさんへのインタビュー

児童発達支援士を受講するきっかけ

今年支援学校の高等部を卒業する息子がいます。子育て中は資格を取ろうとは思ってなかったのですが、昨年の12月から障がい者施設(生活介護)で働き始めました。息子の特徴を改めて知りたいと思ったのと仕事に少しでも活かせればと思い今回挑戦しました。

発達障がい児支援をしていて最も辛かったことは

やはり、息子の事を周りの人は知らないので、外出すると白い目で見られることがありました。そんなときは早く家に帰りたい気持ちでいっぱいになりました。また公衆トイレも障がい者用に入るのも辛かったです。

発達障害に関する知識を習得し何か変わりましたか

改めて、息子の障害について理解出来たというか、はっきりと自閉症とは言われておらず、自閉傾向と言われていたので本当にそうなのかと疑問でしたが、勉強していく上で、「あっやっぱり自閉症なんだ」と自分の中で納得できたようでした。

ご自身と似た境遇で悩んでいる方に何かアドバイスはありますか?

とりあえず、一人で悩まずに周りの人にSOSを発信してほしいと思います。健常者の子でも手に負えない子とかいるので、障がい者(児)だから駄目だと思わずに、まずは身近な人に、もしくはHPとかで支援のドアを叩いて欲しいと思います。

発達障がい児の支援を行う上で大切だと感じていることは

勉強の中でもありましたが、まずは障がい児に好かれることだと思います。最初は思い通りには行かないと思います。しかし、諦めずに向き合っていけばきちんと分かってくれると信じて支援をしていくことです。ただ、自分の子となると感情が先に出てしまうことがあるので気持ちを落ち着けることが大事だと思います。

Sさんへのインタビュー

児童発達支援士を受講するきっかけ

自分の息子が、幼稚園に入ってから発達障害であると気付いた事がきっかけです。息子の特性への理解や、他の発達障害についても調べたくなり、この資格にたどりついたのが1番の理由ですが、そのほかにも園の先生へ息子の事を説明する度にうまく伝えられず悩んでました。

発達障がい児支援をしていて最も辛かったことは

発達障害をまだ受容できておらず、何とかしつけをしなければ、と思っておりました。なので息子も癇癪が止まず、親もどう関わればよいかわからなくなり、親子でよく泣いていました。また、幼稚園でも、集団生活でよくない行動があっても、息子の特性を理解されず、叱責される日々が続き、二次障害が現れてしまいました。いま思えば、誰にも理解されず、怒られてばかりの息子が1番辛かったと思います。息子に辛い思いをさせていた、というのが私にとっても1番辛い事でした。

発達障害に関する知識を習得し何か変わりましたか

ガラッと意識がかわりました。何か良くない行動があっても、それを(=困り事)と捉えるようになり、どう伝えたら良いか考えるようになりました。他人と比べず、他人の目を気にしすぎず、本人の中での比較で成長を感じる事が出来るようになりました。これらの意識変化により、親子の関係も癇癪期の時とは大きく違って改善しました。また園の先生への説明も、息子の特性の説明も交えて話せるようになり、伝えやすくなってきました。

ご自身と似た境遇で悩んでいる方に何かアドバイスはありますか?

まずはご自身のお子様に発達障害があることを受容するまでが、ものすごく高い高いハードルだと思います。悩み苦しみ、とても辛い日々だと思います。私は、子どもの幼稚園生活における悩み事が多かったのですが、本当は先生にももっと理解してほしかったし、相談にものってほしかったです。子どもの行動について悩むも、いつも孤独でした。ただ、毎日孤独に悩んでいても何も変わりませんでした。私が発達障害について理解を深め、先生に自ら積極的に色々と伝える事で、やっと少しずつ息子の成長を共に感じてもらえるようになりました。家庭と園で連携を取れると、子どもの情緒も安定してきたので、大切な事なのだと思います。まずは、子どもの事をよく理解してあげる第一歩は、発達障害を理解し、受容する事からだと思います。私もなかなか受容ができなかったのは、発達障害をものすごく重たい病気だと思ったり、””障害””というネーミングに引っかかっていたのもあります。そこも、発達障害への認知がもっと広がればそんな風に思ってしまう方も少なくなるのになぁと、願っています。

発達障がい児の支援を行う上で大切だと感じていることは

(本人が何に困っているのか)として捉える事が大切かと思います。そう思う事で、どう配慮するべきか、どう支援していくかを考える1歩になると思います。何よりも、子どもの笑顔をたくさん見たいので、そうするには、普段の生活で本人が困っている事(お友達関係、集団生活など)の困り感を少しでも減らしてあげるべく、サポートしてあげたいのです。

Mさんへのインタビュー

男性へのインタビュー

児童発達支援士を受講するきっかけ

人との関わりが好きで、あるきっかけで支援団体に所属していたが、上辺だけの支援にうんざり。ただ、その中で体験し学んだたことは多かった。我が家は一人親の父子家庭であり、自分、娘、息子との3人。家での日常会話は外国語。息子がグレーゾン。海外生活が長く、幼少期に日本から離れ帰国しても日本に友達もいなく、日本国籍であるが日本語があまり出来ない。ただ成績は優秀。日本語が乏しいため友達が出来ないのかと思っていたが、コミュニケーション能力以外に、気分の浮き沈みが激しく、発達障害のグレーゾンではないかな?と思う節が多くあり。娘は友達もおり、健常。支援団体で感じた支援者自身の自己満足の世界にひたるのではなく、今回、学んだことが、相手に寄り添う形で、自分の空いている時間だけでも、一人親のサポートをしてくれているお世話になっている地域に御礼というか貢献が、出来たらと考えました。

発達障がい児支援をしていて最も辛かったことは

我が家は特殊ですが、突然の早退や、休みに寄る対応。子どものために通級していた日本語教室を、所属していた支援団体に、仕事優先にしろと言われて混乱したこと。一人親の大変さ、子どもの気持ちのわからない団体の考えに、子ども達が困惑、日本語を学ぶ機会がなくなったことによる子ども達の一時的な精神不安定な状況の対応が大変だった。

発達障害に関する知識を習得し何か変わりましたか

子どもの様子が変わり、対応しやすくなってきた。

ご自身と似た境遇で悩んでいる方に何かアドバイスはありますか?

お互いに頑張りましょう。主夫業も仕事の両立はとてもとても大変ですが、めげずに進むしかないです。近隣に親族がいないので本当に過酷で大変ですが、市や、子ども達の学校、先生、現在の製造業の職場にも支えてもらえているので何とかなってます。自営業との両刀で努力してます。

発達障がい児の支援を行う上で大切だと感じていることは

コミュニケーションです。支援士のエゴや自己満足ではなく、寄り添うこと。

【まとめ】子どもが発達障害であることを受容するハードルが高い・・・

今回も貴重なインタビューをありがとうございました。

ここでご紹介している受講者は、当協会の認定支援士にお申込みいただいている方となります。資格の学習だけにとどまらず、さらなる知識の獲得や支援活動を積極的に行っていらっしゃる方々です。その意識の高さには頭が下がります。今後も共に支援の輪を拡大していきましょう!

最後までご覧いただきありがとうございました!

発達障がい児支援の人気資格
【公式】児童発達支援士サイトを確認

最新情報をチェックしよう!