療育施設toiro(トイロ)様に訪問インタビュー!

今回は当協会の児童発達支援士を施設のスタッフ様のスキル向上に活用いただいていただいている「toiro(トイロ)」様に行ったインタビューの報告をさせて頂きます。

目次

療育施設toiro(トイロ)とは

初めにtoiro(トイロ)のご紹介をさせていただきます。公式HPより一部引用させていただきます。

放課後デイサービス「toiro(トイロ)」は、発達障害の特徴がみられるお子さんの放課後の居場所です。toiroでは、お子さんの発達段階や興味関心に寄り添い、ご家族と連携して、ひとりひとりのお子さんに合わせた支援計画を作成します。toiroの支援計画は「遊び」と「体験」を重視したプログラムが特徴です。お友達やスタッフといった家族以外の誰かとの関わりや、皆と一緒に過ごす時間(集団活動訓練)を通じて、集団生活に必要な社会性やコミュニケーションスキル、感性、表現力、身体機能の向上を図ります。社会的なスキル=ソーシャルスキルを「教えてもらう」学び方ではなく、お子さん本人が好きなことや選んだものを尊重して「自発性」を高め、お子さんが主体的に好きなことと一緒に適応するコミュニケーションなどを身につけられるような学習を行います。「toiro(トイロ)」の名称は「十人十色」の十色が由来となっています。子どもたちの可能性は十人十色。輝くお子さまの色をtoiroで探してみませんか?

https://toiro-houkago.com/about/より引用

神奈川県指定事業者toiro

放課後デイサービスtoiro の特徴を入会をご検討の親御様に向けてご案内しています。当校 の特徴として、遊びを通じて成長…

toiro(トイロ)様では、スタッフ様のスキルアップの一つとして、児童発達支援士の受講をして頂いております。これまでに150名以上のスタッフ様が児童発達支援士の受講をされております。

今回の訪問インタビューでは、児童発達支援士を受講されたスタッフ様に普段の業務のことや児童発達支援士を受講して役立っていることなどを伺いました。療育施設の利用を検討されている方や、療育施設で働いている方に有益な情報になっておりますので、是非ご覧ください。

インタビュー①

Q1.業務の中でどのような点にやりがいや楽しさを感じていますか?

私は工作が得意なので、自由時間に子どもたちと一緒に折り紙や段ボール工作をして子どもたちの楽しいを一番に感じながら、ああしてみよう、こうしてみようといったことを出来ることです。保育士をやっていた経験もあるので、子どもたちが何が好きかな、これは好きかなと考えながら準備をするのもとても楽しくやりがいを感じています。

Q2.実際に児童発達支援士を受講してみてどうでしたか?

発達障害に応じたアプローチの仕方が詳しく書いてあり、学んだことが今の支援に活かせると感じながら受講することができ、たくさんの支援の仕方を取り入れることができ、いい機会になりました。

Q3.児童発達支援士を受講する前と後で子どもたちへの向き合い方や接し方で何か変わったことはありましたか?

子どもたち自身の「空はなんで青いの?」などの疑問に対して、今までの私だったら具体的な解答をしていたのですが、なんでだと思う?と質問を投げかけるというのが印象的でした。

Q4.保護者が児童発達支援士を学ぶメリットについて、どのような点があると思いますか?

医療機関や様々な福祉施設で発達障害の発達における検査の精度が上がっていることも含め、グレーゾーンと呼ばれる子が増えていることを様々なメディアなどで取り上げられています。そのような記事を見るたびに、保護者の方もすごく不安になると思うのですが、まずは知ることが大事だと思います。その一歩として、こういった資格を受講することがいい機会だと感じます。

インタビュー②

Q1.業務の中でどのような点にやりがいや楽しさを感じていますか?

子どもたちが笑顔になってくれたり、楽しんでくれたり、その中でも社会的な成長や自分のことをより良くしていけてると見受けられた時にとても喜びを感じます。

Q2.実際に児童発達支援士を受講してみてどうでしたか?

理論的な話だけではなく、具体的な支援の方法も多く学べたので、支援の実践に活かしやすかったです。

Q3.児童発達支援士を受講する前と後で子どもたちへの向き合い方や接し方で何か変わったことはありましたか?

子どもたちへ、より個別的な支援ができるようになったと思います。普段学校や家庭で少し劣等感を抱きやすい子が多いので、そのような子には周りと比べるというよりは、過去の自分と比べてこういうことができるようになった、成長したと伝え続けて、自己肯定感を育んでいくことができるようになったと思います。

Q4.保護者が児童発達支援士を学ぶメリットについて、どのような点があると思いますか?

子どもたちの特性であったり、発達過程をよく理解できると思うので、子育ての効果が上がるということはもちろんですが、保護者の方の「なんでこんなことができないんだろう」「どう支援したらいいんだろう」といった悩みも軽減されるのではないかと思います。

インタビュー③

Q1.業務の中でどのような点にやりがいや楽しさを感じていますか?

子どもたちの笑顔を見れた時や、保護者の方に頼っていただけた時にすごくやりがいを感じますし、毎日はしゃぎながら子どもたちと遊ぶのがとても楽しいです。

Q2.実際に児童発達支援士を受講してみてどうでしたか?

新たに知った情報もたくさんありましたし、知っていた知識もあったのですが、それも自分の中でより定着して日々の支援の支えになっています。

Q3.児童発達支援士を受講する前と後で子どもたちへの向き合い方や接し方で何か変わったことはありましたか?

割り振られたお仕事やお手伝いをしてくれた児童に「偉いね」とか「流石だね」といった言葉をかけることが多かったのですが、最近では「ありがとう」と感謝の言葉を強く伝えるようにしていて、そのかいがあってか、子どもたちが自分の担当となっていないお仕事でも率先してやってくれることが増えた気がします。

Q4.保護者が児童発達支援士を学ぶメリットについて、どのような点があると思いますか?

子育てがしやすくなるのではないかと思います。子どもが今何が難しくて、何ができる段階なのか知ることによって、子どもの問題行動の捉え方が変わってきたり、対応の仕方が変わってくると思うので、子どもにとっても保護者にとってもストレスが軽減されたり、安心感に繋がるのではないかと思います。

インタビュー④

Q1.業務の中でどのような点にやりがいや楽しさを感じていますか?

お子さんの成長を見守ったり、一緒に遊んでいる中で成長を実感するところが一番やりがいに感じています。

Q2.実際に児童発達支援士を受講してみてどうでしたか?

やる気を引き出したり、自ら成長する子どもになるようにといった部分があったのですが、toiroでは遊び重視の放課後デイサービスなので、会社の理念を改めて理解できるようになり、今は支援の参考にさせていただいています。

Q3.児童発達支援士を受講する前と後で子どもたちへの向き合い方や接し方で何か変わったことはありましたか?

子どもたちの良いところや誉めるところが、より見えるようになったと感じています。不適切な行動が多いお子様でも、誉めるべきところや良いところを見逃さないようにするといった視点が一番変わったかなと思います。

Q4.保護者が児童発達支援士を学ぶメリットについて、どのような点があると思いますか?

先程の質問にもあったのですが、誉めるところを忘れてたり、良いところを見る視点が変わっていくので、保護者の方がお子様に接する中で学べるところになるかと思います。

インタビュー⑤

Q1.業務の中でどのような点にやりがいや楽しさを感じていますか?

単純に子どもが楽しそうにしているところを見るだけでも、私はやりがいを凄く感じているのですが、保護者の方から「家でこういうことができるようになりました!」「toiroさんでこういうことをやってからこういうことが好きになりました!」みたいなお話を聞いたり、感謝をしていただいた時に凄くやりがいを感じます。

Q2.実際に児童発達支援士を受講してみてどうでしたか?

最初は座学が中心なイメージがあったのですが、テキストが届いた時に確認してみるとワークが多く、同じ職場内で一緒に受けている人もいたので、意見を交換しながらだったり、このワークは〇〇ちゃんの件に当てはまるよね、と具体的なイメージを持ちながら勉強することができたのですごく自分の中で落とし込みやすかった印象です。

Q3.児童発達支援士を受講する前と後で子どもたちへの向き合い方や接し方で何か変わったことはありましたか?

当たり前のようでまったく私はできてなかったと感じる部分ではあるのですが、否定語を肯定語に置き換えることができていなくて、とっさに「それはだめだよ」「やらないで」と言ってたのですが、それを肯定語に置き換えることで、私自身の気持ちも子ども自身の気持ちも自己肯定感が上がって、感情的になることが減ったのかなという印象があります。子どもも「やめて」「だめだよ」と言われると、むきーとなって反抗することもあったので、それは私自身も多分同じで、「だめ」と言った時には怒ってるような感じになっていたので、肯定語で「こういう風にしたらどうかな?」「こうしようか!」と言うと子どもも穏やかに過ごせて、こちらも穏やかに過ごせるので、私自身も子どもの変化にも繋がったのかなと思います。

Q4.保護者が児童発達支援士を学ぶメリットについて、どのような点があると思いますか?

子どもは障害の有無に限らず、皆それぞれ違う人なので、それぞれのご家庭で悩みがあると思うのですが、それを自分の考え方や捉え方に固執せずに、障がい児やグレーのお子さんに関わる方法などを知ることで、人間関係としての信頼を作り上げていく手助けになるような講習だと思っているので、子どもに上手く関われない、いつもなんで自分はこうしちゃうんだろうとマイナスなイメージを少しでも良くするような講習となっているなとも思うので、そこが凄くメリットだと思います。

【まとめ】療育施設toiro(トイロ)様に訪問インタビュー!

この度はインタビューにご協力いただきありがとうございました。

スタッフの皆様は、積極にインタビューを受けて下さりとても有意義な時間となりました。皆様とお話をしていて、スタッフ様の子どもへの想い・保護者への想いがとても伝わってきました。日々施設利用者に真剣に向き合っていることが感じられました。

当協会の受講者の中には、療育施設のスタッフの方も多くいらっしゃいます。お声がけいただければインタビューの日程を組ませていただきますのでお気軽にご相談ください。

ご相談は公式サイトよりお願いします。

一般社団法人 人間力認定協会

発達障害支援資格の児童発達支援士を認定する人間力認定協会の公式サイト。当協会は人間力(非認知能力)を育成、認定、普及する…

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