児童発達支援士についてSpicomi[スピコミ]様より取材を受けました!

今回は、児童発達支援士の取材報告となります。これまでも何回かこのような取材は受けたことがありましたが、今回のSpicomi[スピコミ]様はとても対応が素晴らしく感銘を受けました。応援したい気持ちも相まってこのように報告記事を書かせていただいております。

発達障がい児支援の資格として紹介

今回は、発達障がい児支援の資格として児童発達支援士を取り上げたいという事でこの取材が始まりました。コロナ禍という事もありオンラインを通じての取材でしたが、担当の方の対応がとても素晴らしく感銘を受けました。

内容は以下のようになっています。

  • 児童発達支援士とはどんな資格ですか?
  • 児童発達支援士の活用方法を教えてもらえますか?
  • 児童発達支援士の資格取得方法を教えて下さい。
  • 児童発達支援士の試験内容はどんな内容ですか?
  • 児童発達支援士の難易度や合格率はどの程度ですか?
  • 児童発達支援士の資格はどんな方が取得していますか?
  • これから児童発達支援士の資格取得を考えている人へメッセージをお願いします。

内容は一般的な内容ですね(笑)私が何に感銘を受けたかというと、担当者の方のレスポンスの速さだったり、仕事に取り組む姿勢です。接した時間は非常に短いものでしたが、こちらが気持ちよく取材に応えられるような工夫だったり、ペースだったりを意識して下さっていて取材がとても楽しいものになりました。感謝します。

記事は下記よりご確認いただけますので是非ご覧ください!

外部リンク:児童発達支援士の資格徹底取材レポ!取得方法や難易度は?

非認知能力のたまもの!?

これでブログを終わるとさすがに短すぎて、事務局からお叱りが入りそうなのでもう少し余談にお付き合いください(笑)

この方との時間を過ごして感じたことは「これが人間力だよな」という事です。人間力とは非認知能力とも言えます。児童発達支援士を受講された方であれば説明は不要だと思いますが、未受講の方も沢山いらっしゃると思いますので説明しますね。

人間の能力には、認知能力と非認知能力があります。認知能力というのは、IQ・学力・記憶力といったもの。一方、非認知能力というのは、自尊心・やり抜く力・社交性・協調性・忍耐力・リーダーシップ・コミュニケーション力・思いやりなどがあります。私たちの団体名でもある「人間力」というのは「非認知能力」を指しています。頭の良さとかではないんだけど、なんだか輝いて見える人、成功している人、幸せそうな人って皆さんの周りにもたくさんいらっしゃることでしょう。その方々は認知能力は平均的かもしれませんが、非認知能力が抜群に高い!だから幸せなのです。

2000年にノーベル経済学賞を受賞したヘックマン教授が、このような発表をしています。

「認知能力が高いことと、将来幸せになる事には何の因果関係も認められなかった。しかし、非認知能力が高い人はその後幸せになっていることが分かった」

このように言っています。この発表がなされたのが今からおよそ20年前。日本も2020年になってようやく教育改革が行われ、非認知能力を重視するようになってきました。それでもまだ学力社会である部分は残っていますが、昔に比べれば学力以外の能力が評価されやすくなってきたのです。

前置きが長くなりましたが、今回の担当者も学力が高かったかどうかはわかりませんが、間違いなく非認知能力は高かったと言えるでしょう。わかりやすく言うと「思いやりの心」「コミュニケーション能力」「協調性」を感じることができました。互いに思いやりの心があったからこそ、取材がとてもスムーズに進んだと思います。

発達障がい児も非認知能力に目を向けよう

でも人の魅力って社交性が全てというわけではありません。実直に1つのことに全神経を集中し取り組むことができる人。つまり一芸に秀でている人も魅力的ではありませんか?私はとても素敵だと感じますね。陶芸家の先生や書道家の先生など。一般的にいうコミュ力はそこまで高くないかもしれませんが、一芸に秀でている方の言葉には重みがあり、グッとくるものがあります。

つまり何が言いたいかというと、発達障がい児の特性を活かして輝かせるヒントはここにあるのではないか?という事です。

小学校や中学校にいる間は、どうしても学校の成績が気になってしまうことでしょう。そこに照準を当てて、習い事を選んだり、ドリルを学ばせたりという気持ちはよーくわかります。しかし、それよりも「ひとつのことに集中できる」という特性を利用したり「有り余るほどの行動力がある」という特性をいかに利用するかを考えるほうが私は大事だと考えています。

今はプロゲーマーという仕事があります。ユーチューバーという仕事もあります。在宅で動画を編集する仕事もあります。在宅でWEBページを作る仕事もあります。在宅でアプリを開発する仕事もあります。どの仕事がよいと言いたいわけではありません。言いたいのは働き方は多様化しており、その流れは発達障がい児たちにとって追い風だという事です。このことは他の記事でも書いていますが、私は本当にそう思っています。私たち40代前後の世代が「普通」と思っている常識はもはやなくなりつつあります。コロナ禍の今、明らかに新しい時代が近づいてきている感覚があります。

今私たちが持っている「普通」に合わせるのではなく、これから来る新しい時代を強く逞しく楽しく生きていけるように支援をしていきましょう!「普通」を目指す旅を一度休憩してみましょう。

お勧め記事:”普通”が発達障がい児(自閉症・ADHD・学習障害)を苦しめる

人間力(非認知能力)の伸ばし方

非認知能力の重要性はお分かりいただけたでしょう。ではどうやって非認知能力を伸ばしていけばよいのでしょうか?

こちらの答えは簡単、自然に任せることです。

自然に任せると言ってもほおっておけばいいという意味ではなく、自然体験や野外体験を沢山経験することをお勧めします。野外体験をしていると、嫌でも他者と協力しなければならなかったり、コミュニケーションを取らなければなりません。しかもミスするとけがをしたりする可能性があるため、皆真剣です。一定の緊張感がある中でのコミュニケーションは非常にスキルアップに効果があるのです。もちろん親は子どもたちにもしものことがないように見守ることは必要です。しかし、余計な手出しや過保護は絶対にやめましょう。少しくらい怪我をしてもいいか!という心をもつようにしてくださいね。あと、「あなたにはまだこれは無理よ」とはなからやらせないようなこともダメです。チャレンジさせましょう。そこで失敗することで、思考力が鍛えられたり、やり抜く力へと繋がっていきます。いいですか、うまくいかない経験こそ宝です。うまいかない経験をするためには、自然体験が一番簡単という事です。

この夏是非挑戦してみてくださいね!

お勧め記事:幼児・小学生にお勧め!子どもの思考力を伸ばす自然体験とは!?

発達障がい児支援の人気資格
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【まとめ】児童発達支援士についてSpicomi[スピコミ]様より取材を受けました!

本日は、本題の取材についてのお話よりも、教育のお話がほとんどになってしまいましたね。でも、このきっかけを作ってくれたのはSpicomi[スピコミ]様の担当者です。この方のお陰でこのブログを見た方に少しでも学びを与えることができたのであれば、とても有意義だったと思えます。

人が変わるか変わらないか。それはわかりません。本人次第です。でもその機会を創出することは大切です。何回も機会を得ることで、気づきを促すことはできます。それが子育てではないでしょうか?何も正しいことを教えることが子育てではありません。だって、現代において正しいことが何なのか分からないじゃないですか。5年後のこと10年後のことわかりません(笑)

でも人間力を磨いていて損はありません。人と人との関係性が無くなることはあり得ませんからね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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