児童発達支援士の受講を検討中の方から頂く質問まとめ

皆さん、こんにちは。今回の記事では、児童発達支援士の受講を検討されている方からよく頂く質問をまとめました。恐らくこの記事を御覧の方の中にも、まさに今受講しようかどうしようか迷っているという方もいらっしゃることでしょう。そのような方のお役に立てば幸いです。

児童発達支援士の基本情報

児童発達支援士の基本情報は下記の記事をご確認いただくと分かりやすいかともいます。細かな部分まで解説していますので、是非下記をご覧ください。

>>【徹底解説】児童発達支援士・発達障害コミュニケーションサポーター資格

資格受講前に頂くご質問

それでは質問をご紹介していきます。当然ですが、その質問に対しての回答もしていきますので、あわせてご確認ください。

Q.児童発達支援士は就職に役立ちますか?(就職できますか?)

この質問はとても多いのですが、回答が難しい問いでもあります。なぜなら「資格を持っている人全員が就職できる」と保証できるものではないからです。就職できるか否かは、さまざまな要因によって決まります。そのため資格があるから大丈夫!とは言えない点が苦しい部分ではあります。

ただし、「役立つか?」という質問に対しては「十分に役立つ可能性が高い」と回答をしています。

その理由は2つ。1つは発達障害関係の資格に国家資格は存在しないため、民間資格の中から選ぶことになります。そうなった場合に、民間資格の中でも知名度や人気が高いものが就転職時に有利だと言えるでしょう。私どもの資格は受講者数が最も多いと言われておりますので、その点では圧倒的に有利だと言えます。

もう1つの理由は、シンプルに無資格よりも有資格の方がいいでしょ!という単純な発想です。当然この発想では、当資格ではなく他の発達障害関連の資格でもいいでしょ。となってしまいますが、当資格がよい理由は上で述べた通りです。面接官が履歴書をみたときに「経験も乏しい、資格もない」というよりも「経験は乏しいが、資格は持っている」という方が印象が良いでしょう。

そういう意味で「就職を約束することはできないが、就職に役立つ可能性は十分にあります」というのが協会からの回答となります。

Q.児童発達支援士は履歴書や名刺に記載できますか?

この質問はシンプルに回答します。「はい、履歴書に記載できますし、名刺に記載していただくことも可能です」

Q.自分の子は癇癪がひどいのですが、そういった内容は学べますか?

こういうご質問も多く頂きます。症状は癇癪に限らないのですが、特定の症状に対しての学びがあるかどうかという質問です。この質問には「癇癪が起こった時にどうすればよいかという明確な回答はしていません。ただし、講座を学習することでお子様に合ったその場その場の対応は見つけ出すことができると思います」このように回答することがあります。私どもとして、何が言いたいかといいますと、「癇癪をおこしたらこうしなさい」と断言することは非常に困難だからです。その子の他の症状もわかりません。年齢も性別もわかりません。親との関係性、兄弟の有無もわかりません。わからない状態で対処法を伝えることは不可能です。勿論一般的にかんしゃくを起こしたときにはこうするといいかもしれない。というものはありますが、そこだけを知りたいのであれば、資格の学習は不要でしょう。資格を学ぶメリットは、発達障害のことを体系的に学ぶ事ができること。その結果、どのような状態になっても自分で考えて、対応策を見出すことができるようになること。これが最大のメリットです。

逆に「癇癪を起こしたらこれをやる」と決めつけた教材だとします。癇癪を起したときにその対処法を実践しました。でもうまくいきませんでした。するとその教材は無価値になります。保護者もその後子どもにどう働きかけてよいのか全く分からなくなるでしょう。「せっかく勉強したのに意味がなかった」という後悔が生まれ、いやな気持だけが残ると思いませんか?

だから私どもの教材では、安易に解決法だけを書くことを控えています。もちろん方法論として「こうするとうまくいくケースが多いですよ」という意味合いでは対処法を明記している部分もありますが、それが全てではないという事をご理解いただくことはとても大切だと思います。

Q.銀行振り込みを利用した分割払いは可能ですか?

この質問はシンプルに回答します。「いいえ、分割払いはクレジットカードを利用したもののみとなります。銀行振り込みの場合は一括払いのみとなります」

Q.他の発達障害関連の資格と何が違うんですか?

確かに近年発達障害関連の資格が多数出てきているため、迷ってしまう気持ちはよくわかります。今は多くの情報がネットに出ている時代なので、その情報を把握して違いを把握されることをお勧めします。資格を認定する団体に直接聞いてしまうと、当然その協会に有利になる情報しか入ってこなくなるでしょう。私どもの協会では素直にこのことを伝えて、お客様ご自身で調査し違いを把握し、そのうえで決断いただくことを推奨しています。

その時に一文だけ児童発達支援士の推しポイントを伝えているのですが、それは下記のような内容です。

「児童発達支援士は、発達障害のことと子育てや心理学に関する知識をバランスよく学習できる教材です。一般的に発達障害関連の資格の場合は、発達障害のことばかり学ぶ事になるのですが、児童発達支援士では子育てや人間の心理面のことも合わせて学んでいきます。療育というのは「医療」と「教育」という言葉から来ており、このバランスをとることが非常に大切だと言われています。そのため児童発達支援士は医療に該当する発達障害に関する専門知識と、教育に該当する子育て論や心理学に関することをMIXさせて学んでいます」

>>【2022年版】発達障がい児支援に関するお勧めの資格3選!

Q.発達障害コミュニケーションサポーターもあわせて受講したほうが良いでしょうか?

この質問には「はい、2科目セットで受講いただくことを推奨しています」と伝えています。

その理由としては、「児童発達支援士で発達障害や子育て・心理学の概要や基礎を学び、発達障害コミュニケーションサポーターで実践的な子どもへのアプローチ法や、子どもの二次障害を防ぐコミュニケーション術を学ぶので、2つで1つというような意味合いで認定しています」と伝えています。

私どもの資格は、当初より3段構成で展開することを決めており、時期をずらしリリースしてきました。

①児童発達支援士
②発達障害コミュニケーションサポーター
③SSTスペシャリスト

SSTスペシャリストという資格は、児童発達支援士もしくは発達障害コミュニケーションサポーターを受講した者だけが受講できる資格なので詳細は割愛しますが、この3つを順に学ぶ事が最も学習効率が良いと考えています。

また、発達障害コミュニケーションサポーターの受講料は通常34,100円ですが、最初に2科目セットで受講いただくと2万円引きで受講することができます。受講後は基本的にこの割引適応ができませんので、最初のお申し込み時にセットで申し込まれることをお勧めしています。

>>【発達支援の資格】SSTスペシャリストの認定を開始しました!

【まとめ】児童発達支援士の受講を検討中の方から頂く質問まとめ

いかがだったでしょうか?他にもいくつかありますが、情報量が多くなってしまうので、いったんここで区切らせていただきます。このQ&Aから当協会の基本的な考え方や想いも少し感じ取っていただくことができるかと思います。資格を受講するときに、「あいそうかな、あわなそうかな」という感情的な部分も非常に大切だと思います。

なんとなくでもいいので「あいそう」と思っていただけましたら、是非前向きにご検討ください。これまでに延べ1万6千名以上が受講されておりますので、安心して受講いただければと思います。

今後とも宜しくお願いいたします。

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