お客様より頂いた”声”から協会の理念をご紹介いたします!

皆さんこんにちは。今回の記事はいつもとはちょっと違う切り口で書かせていただきたいと思います。というのも、児童発達支援士を受講されたお客様より頂いた「受講者の声」の中に、協会の理念をご理解いただいたうえで学習をされ、大変満足されたお客様がいらっしゃいました。協会の理念をお伝えするのにとても良い内容でしたので紹介させていただきます。

頂いたお客様の声

連日、沢山の声を頂いておりますが、今回は1名だけをピックアップさせていただきます。受講者の声をお送りいただいている皆様、本当にいつもありがとうございます。
(お客様より頂いたメッセージを原文のまま紹介しておりますが、後ほど解説する箇所にナンバーをふっております)

半年ほどかけて、児童発達支援士の学習をコツコツやりましたが、何回も繰り返し取り組むのに、最適なボリュームでした。ラインから意見交流会の内容や、ちょっとした学習ポイントが届くところが大変ありがたいと思っています。交換会の内容をまとめてくださるので、参加していなくとも参加させていただいたかのように他の皆様の取り組みや思いを知るよいきっかけとなりました。このようなフォローや交流も含めた資格習得であるなら、この値段と内容には大変満足しております。試験に向けたまとめ問題などあるとうれしいと思いましたが、ない分自分自身でノートを作り、まとめる作業ができることも御社のお考えであると理解し、本当に受講者自身のスキルを伸ばすことをきちんと考えられた資格であると感じました。発達障害コミュニケーションサポーターの勉強も頑張ろうと思います。

嬉しいお声です。心より感謝いたします。上記でナンバリングした個所、6つを解説していきます。

❶何回も繰り返し取り組むのに、最適なボリューム

まずはボリュームの件を書いてくださいました。児童発達支援士の教材のボリュームは多くはないと思います。早い方であれば1週間ほどで受験される方もいるので、多いとは言えません。しかし、これはこの方が仰るように「繰り返し学び、理解を深める」ことを目的にこのようにしています。紹介したい内容は沢山ありますので、もっとボリュームを持たせようと思えば増やすことは可能でしたが、多ければ良いというものでもありません。

皆さんも一度は経験されたことがあると思いますが、分厚い本を購入したものの、結局読む気になれずに最後まで読破できなかなかった。。。または、どうにか最後まで読んだけど、途中から「読み終わること」が目的となってしまって、内容はあまり覚えていない。。。このようなこともあるでしょう。

当協会の資格は、子育てをされている主婦の皆様や、仕事をしている方も多く、学習にあてる時間が限られています。そのためボリュームを多くしすぎてしまうと、途中で挫折してしまうことが想像できました。そのため現在のボリュームにしております。余裕をもって学べるボリュームにしたことで、この方のように「もう1回テキストを見返そうかな」と思ったり、ひとつひとつの項目を深く理解しようと思ったりするでしょう。

人は1日経つと記憶したことの74%を忘れてしまうと言われています(エビングハウスの忘却曲線)。繰り返し学習は本当に大切です。表面上だけをなぞり、わかったつもりになり子どもに働きかけを行うと、逆効果になることもありえます。そういったことで、「繰り返し学び、理解を深める」テキストにしています。

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❷ラインから意見交流会の内容や、ちょっとした学習ポイントが届く

これは協会の「継続的な学びを提供する」という考えが現れています。当協会では受講者専用LINEを設けており、月に数回、こちらから情報配信をしています。療育動画や療育エピソード、イベントなどの情報を配信しています。内容は今後変わるかもしれませんが、「継続的な学びを提供する」という想いは変わりません。

先程エビングハウスの忘却曲線にて1日で74%忘れることを伝えました。さらに、人は資格の申し込みをした時や試験に合格した時に感情のピーク(盛り上がり)が来ます。そこから次第に感情は落ち着いていきます。すると「発達障害」や「療育」に対する意識も落ち着いてきてしまうものなのです。これはひとりひとりの意識の問題というよりも、人間の特性といえるでしょう。

ただし発達障がい児がより生きやすい世の中にしていくためには、そこへの意識を低下させてはいけません。世論の多くが発達障害、療育というものに対して意識を高く持つようになれば、きっと未来は変わるでしょう。皆様の意識を維持するためにも、「継続的な学びを提供する」という想いを持ち活動しています。

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❸他の皆様の取り組みや思いを知るよいきっかけ

発達支援に関する情報は案外共有されていないものです。「他の家庭ではどうなんだろう」「私のやり方は普通?おかしい?」などと保護者の皆様は心配してしまうことでしょう。私どものような団体や企業が発信している情報を見ることは大切だと思います。しかし、それに加えて「同じ境遇の他の人」の情報も大切だと考えます。

発達障害と一言でいっても、特性は千差万別です。同じ障害をもっていたとしても子ども一人一人特性は違います。すなわち対応方法も異なります。そのため、同じ境遇の他の人の経験談がとても大切なわけです。

最近、当協会では「療育エピソードサイト」を公開しました。療育エピソードサイトとは、当協会の認定資格(児童発達支援士・発達障害コミュニケーションサポーター・SSTスペシャリスト)いずれかを受講されている方に、これまでの療育に関する経験談や体験談を募り、まとめたサイトのことです。

このサイトではすでに100件以上の事例を紹介しており、毎日たくさんの方がアクセスして下さっています。ひとつめの解説で「ボリュームはあえて抑えている」としましたが、追加追加で後から情報を配信しているのも当協会の特徴の一つかもしれません。前述のLINEアカウントもこの療育エピソードサイトも合格した後でも閲覧し続けることができます。

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❹フォローや交流も含めた資格習得であるなら、この値段と内容には大変満足

ありがとうございます。料金に関しては私どももなるべく皆様が受講しやすいように努力をしておりますが、それには限界があります。そこで教材だけではない付加価値を付けて皆様にご満足いただけるようにしています。児童発達支援士を申し込みされた場合の教材は下記の通り。

  • 公式マスターブック1冊
  • 実践ワークブック1冊
  • 試験対策DVD1枚

以上です。これらに加え下記の付加価値があります。(全て無料)

  • 協会LINEアカウントで情報配信
  • 意見交換会(セミナー)の招待
  • 療育エピソードサイトの閲覧
  • WEBページにて皆様の団体紹介(希望者のみ)

他の団体で、受講者への付加価値を無料でここまでつけている団体を私は知りません。この付加価値の部分は私どもの一番の強みだと思っています。

関連記事:第十五回 児童発達支援士 意見交換会の実施報告

❺自分自身でノートを作り、まとめる作業ができることも御社のお考えである

実は当協会では試験に対する「模擬問題」を基本的には用意しておりません。その理由はこの方が仰る通り「自分自身で理解を深めていく」ためなのです。模擬問題を用意することは簡単です。しかし、模擬問題を用意するとどういったことになるでしょう?恐らく受講者の一部は「模擬問題だけやって受験すればいいや!」と思う方もいらっしゃることと思います。

もし私どもが資格だけ販売してそれでOK!という想いで活動しているのであれば、模擬問題だけやって受験するということを容認すると思います。しかしここまでお読みいただきお分かりのように、当協会の考え方は正反対です。そのため模擬問題や過去問題の公開はしていません。

ただし受講者の中には「しっかり勉強をしているけど、やっぱり模擬が欲しい」という方もいるかもしれません。それでも基本はNGです、結構厳しいですよね(笑)心配な気持ちはよくわかります。でもその心配な気持ちが、「もう少しテキストを見返そう」という行為に繋がります。この積み重ねは非常に大切だと考えています。

関連記事:児童発達支援士資格の過去問題と合格率について!

❻受講者自身のスキルを伸ばすことをきちんと考えられた資格

私どもは「発達障がい児自身を変えたい!」という想いで資格を認定したり、活動しているわけではありません。テキストをお読みになった方はわかると思いますが、私たちが変えたいのは「発達障がい児の周りにいる人や環境」なのです。周りの環境が変われば、発達障がい児も健全に育ち、将来社会で活躍できるようになるでしょう。しかし今はまだ発達障害に対する理解が広まっていないため、辛い思いをしてしまうケースが多くなっています。

保護者としても、子育ては初めてだったり、発達障がい児の子育ては初めてだったりとわからないことが沢山あるはずです。うまくいかずに感情的になってしまうこともあるでしょう。しかしそこで自分を責めるのではなく、しっかりとした知識を取り入れ、適切な接し方や働きかけを行う。その行為がとても大切です。

繰り返しになりますが、「私たちが変えたいのは発達障がい児ではなく、その周りにいる人や環境」なのです。

まとめ:お客様より頂いた”声”から協会の理念をご紹介いたします!

いかがだったでしょうか。今回頂いた受講者の声は本当にうれしかったです。教材や協会の活動に触れた時に、私どもの想いが伝わっていたんだ。と。

当然受講者全員に伝えきれているとは言えません。中にはご満足いただけなかった方もいるでしょう。そういった方を一人でも減らすため、今後も積極的に情報発信をしていきたいと思います。

当協会は皆様の支えでここまで来れました。本当に感謝しています。これからも共に支援の輪を拡げていきましょう!

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