これまで3万人以上の子供たちの教育に携わり現在は(一社)人間力認定協会 代表理事の私井上が、今回は【2021年度版】発達障害児支援におすすめ「児童発達支援士」資格というテーマでお話いたします。
発達障害児支援の第一歩は正しい理解を広める事
発達障害児への支援の第1歩は、正しい理解を広めることだと思います。あらゆる差別は無理解から生じます。ですから先に紹介した「お問い合わせ」の内容を読んで、本当に嬉しくなりました。「あなたのような方のために作った講座です。一緒に支援の輪を拡げていきましょう」とお答えしました。
障害者やその家族のネットワークを広める
家族に障がい者がいると、「その障がい」に関する知識は深まります。しかしその場合、ほとんどが「その障がい」についてであり、他の障害に対しての知識が広がることはありません。このことが意外にも障害者の横のつながりをなくしているのです。抱える問題の大半は共通です。この点でも広く障害者やその家族のネットワークをしっかりと持つべきだと私は考えています。
発達障害者とその家族には広いネットワークが必要
発達障害に関して言えば、特にそうあってほしいと思います。自閉症・自閉アスペルガー症・ADHD・学習障害・広汎性発達障害など使われる言葉も多くあり、その症状、対処には個人差がある点からも、発達障害に関するネットワークを広く持つ必要があるのです。
発達障害児を支援する児童発達支援士
これらの活動をバックアップするために「児童発達支援士資格」は誕生しました。発達障害児を支援するとともに、その家族の支援も行うために、発達障害の知識だけでなく、脳科学や心理学に裏打ちされた傾聴法やカウンセリング法を学ぶことが来ます。
我が子が発達障害児である場合の「児童発達支援士」の役割とは
質問者様のように「自分の子供が発達障害児」である場合、「児童発達支援士」の知識、資格がより強くその効果を発揮することは間違いないでしょう。「我が子を理解し、発育の支援をしたい」という親心は世界共通であり、学んだその知識や経験で同じような境遇の人たちの力になりたいというのも必然なのかもしれません。
気軽にみんなが取れる資格
児童発達支援士講座の内容は、発達障害に関する知識を持つことと、発達障害児に対するより良い支援法を学ぶことです。発達障害の知識と言っても、他の病気のように確立された治療法があるわけでもなく、医療行為をするわけでもないのでどなたでも1週間もあれば学習が可能です。「支援法」は発達障害の種類によっても、その子供の置かれた状況によっても変わります。つまり「これにはこうしなさい」などと言うことはできません。児童発達支援士にとって最も大切なのは発達障害への「理解」の輪を拡げることなのです。
児童発達支援士と発達障害児支援士資格を徹底比較
発達障害の知識で社会に貢献する方法とは
この講座では「支援する」という概念と共に、その子供たちと良好な関係を築くためのコミュニケーション手法(カウンセリング等)が主なテーマとなっています。この資格は、放課後デイサービスなどの関連施設や学習塾、学童、各種教室など、子供を対象にした職場への就職に有効です。また、最近ではツイッターやフェイスブック、インスタグラムなどのSNSを使って、発達障害児を持つ母親のサークルを作り、ZOOM勉強会やワークショップを開くというやり方もおすすめです。
我が子の為、みんなのためにできる事
発達障害児である我が子を思う強い愛情が、強い「学ぶ力」となり、強く「伝えたい」という熱意になります。それは、「児童発達支援士」になった後も、人生の大きなモチベーションとなり続けるので本当に良いことだと思います。また、発達障害児を持ち、発達障害の知識を得たのなら、「伝える」というのは、その人の役割なのかもしれません。
世界に拡がる「児童発達支援士」という資格が子供の未来を変える
2021年に(一社)人間力認定協会から出されたばかりのこの資格は、日本のみならず世界に拡がっています。カナダ、ハワイ、コロンビア、中国などからも申し込みを頂き、私達も大変驚いています。現地語訳されておりませんので、申し込みされている方は外国在住の日本人、もしくは日本語ができる方だとは思いますが、その関心の高さを感じます。
医療機関や介護関係の方も受講されています
また、国内においても教育関係者のみならず、病院、歯科医院の関係者の方もいらっしゃいます。アンケートによりますと、やはり患者様に発達障害児が増えているので、その対応を学ぶためだということです。そのような医療関係者の方の努力、献身には本当に感心させられます。「児童発達支援士」の学習を通して、みんなが生きやすい社会の実現を目指しましょう。
結論:【2021年度版】発達障害児支援におすすめ「児童発達支援士」資格
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(一社)人間力認定協会 代表理事井上智之