児童発達支援士を転売・中古販売をする行為を禁止している理由

こんにちは、一般社団法人 人間力認定協会の理事長井上です。本日は、先日お客様からのお問合せで発覚した児童発達支援士ならびに発達障害コミュニケーションサポーターの中古品販売についてお話をさせて頂きたいと思います。転売や中古販売を禁じているわけですが、その理由をしっかりとご説明させていただきます。

やっていい転売とダメな転売

まず転売(中古販売)という行為自体は、違法ではありません。世の中に中古屋さんがあることからわかるように、すべての転売行為が違法という事ではありません。一般的に以下のような場合は転売しても問題がありません。

  1. 自分で使用つもりで購入したものを転売する場合
  2. 使用しなくなった中古品を転売する場合

これだけを見ると、当協会の資格を自分で学習し終えたから中古品として転売しようという行為は問題がないことになります。しかし、やってはいけない転売パターンというものがあります。それが下記の項目です。

  1. チケット類(定価以上での転売NG)
  2. メーカーが転売を禁じているもの
  3. お酒
  4. 転売目的で仕入れた中古品(古物商許可があればOK)

このようになります。今回は②の項目にひっかかるということになります。

当協会の規約

当協会では「通信教育講座をお申込みのお客様へ」という文書を教材に同封しております。そこにこのような記載があります。

当社の教材は、受講生のために提供するものであり、受講生でない者が利用することはできません。したがって、受講生は、講座の受講の権利を他人に譲渡(有償・無償を問いません)したり、第三者に受講を代理させたりすることはできません。

またこのような表記もございます。

当社が受講生に提供した教材、会報、解説動画等の著作物の著作権は、当協会または著作権者に帰属します。受講生は、当該著作物を自己の学習のためにのみ利用することができますが、当協会または著作権者の許可なく複製、転載、転用、インターネットによる公衆送信、販売、頒布、譲渡、貸与、変更、放送、有線放送、上映等を行った場合、法律で定められた場合を除き、当該著作物についての著作権の侵害となり、刑事罰の対象となる可能性があります。

この2つの表記によって、中古品の転売行為を禁じていることがわかるかと思います。このような規約がありますので、中古品を購入した人には基本的に受験資格がございません。当然その方には責任はないのかもしれませんが、基本的な決まり事としてはそのようにしております。ただし当協会としましても、転売行為を管理しきれていなかった点に責任を感じますので、救済措置を考えております。もし、中古品をすでに購入してしまったという方がいらしたら、協会迄お問い合わせください。

メルカリとも連携

このようなアナウンスをしていても、一部のお客様が出品をされてしまっているケースが見受けられたため、大手フリマアプリのメルカリの運営サイドに相談しました。当協会の教材や規約などを提出し、審査頂いた結果、出品が確認された場合は、メルカリ側で出品を削除するとともに、出品者に警告文を送っていただく運びとなりました。親切に対応いただき感謝しております。

なぜ転売行為を禁じているのか

さて、ここからは、当協会がなぜ転売行為を禁じているのかについてお話していこうと思います。まず基本的に「それが業界の常識だから」という部分もあることはご理解ください。どの資格講座も基本的には転売行為を禁じています。メルカリ等ではユーキャンさんやキャリカレさんの取り扱い資格が出品されていることがありますが、これはオフィシャルで認めているものではなく、ユーザーが勝手に出品しているものだと考えられます。

ではそれ以外の大切な理由についてはお話しします。

その理由とは「支援の輪を拡げることができなくなるから」このことに尽きます。またきれいごとか、、、と思われた方もいるかもしれませんね。それはそれで仕方ありません。でも何度も伝えていくことしかできませんので、繰り返し発信をしていきます。

なぜ転売をされると支援の輪が広がらなくなるのか?

私どもは意見交換会をおこなったり、LINEアカウントの運用をしたり、Twitter、Instagram、youtubeの投稿もしています。また教材の開発や修正をおこなったり、教材の発送をおこなったり、問い合わせに対応するための窓口をご用意しております。これだけの作業を行うためには何名必要でしょうか。1人で出来ますか?2人ですか?3人ですか?いえ、もっともっともっと必要ですよね。

一般企業を例にとりますが、1名雇うと最低でも会社は保険代等も考慮すると年間300万程度を支払うことになります。10名いたら3000万となりますね。20名だと6000万です。さらにその人たちが活躍する場所も必要です。いわゆる地代家賃が発生します。このことから、協会の活動を運営していくためには絶対的に費用が掛かるのです。一般企業ではなく「協会」というとボランティアで運営してると思われている方も多いかもしれませんが、そんなことはありません。少なくとも当協会では雇用をしております。

協会を通して販売した資格講座は、そのほとんどが協会の運営費にあたっているわけです。しかし、転売されてしまったものは当協会には一円も入ってきません。そうなると、協会は当然ながら活動の幅がどんどん縮小していってしまうのです。

さらには、人員整理として解雇も必要になるでしょう。これまで児童発達支援士や発達障害コミュニケーションサポーターを生み出してきたスタッフが1名でもいなくなることは想像したくもありません。私たち協会のスタッフは、障害や発達障害に関係するスタッフもいます。そういったスタッフを解雇するというのは、私たち協会が行っている活動とは矛盾するものになってしまうのです。

そうなれば、理念を大切にしている協会に存在価値は無くなります。すると、皆様がこれまで取得した児童発達支援士や発達障害コミュニケーションサポーターという資格の価値も低下してしまうでしょう。つまり、転売を許す行為は巡り巡って皆様自身にも関係することなのです。

そういったことから、当協会では転売行為を禁じております。ご理解いただけましたでしょうか?当協会以外の発達障害の資格やyoutubeチャンネル、書籍などが増えることはとてもいいことだと思います。そのため私たちも自分たちだけが盛り上がって、他の関連資格はどうでもいいだなんてことは一切考えていません。大きな枠で観た時に支援の輪を拡げるために、この業界が盛り上がることが重要なのです。日本人全員が「発達障害?あー知ってるよ、当たり前だろ」というレベルにまで到達すれば、この世から「発達障害」という言葉が無くなるのかもしれません。

関連記事>>真の支援とは?発達障がい児に対する差別やいじめを減らすために!

【まとめ】児童発達支援士を転売・中古販売をする行為を禁止している理由

以上で今回のブログを終わりにさせて頂きます。

読んでいて楽しいものではなかったことでしょう。しかし、私たちの想いは伝わりましたでしょうか。たぶん、児童発達支援士や発達障害コミュニケーションサポーターを取得しようかな?と思われている方は、そこまで協会の理念を重要視されていないと思います。でも、私たちの立場から見ると、協会の理念や活動に賛同できるかどうかは非常に重要です。そこが賛同できていると、学びの質が確実に高まり、結果的に満足度が高まります。逆に賛同していないと満足度は高くなりません。

そのためどの資格を勉強しようかな?とお悩みの方は、協会の活動や理念をしっかりと調べることをお勧めします。ホームページを見ればある程度、自分と肌が合うかどうかわかるものです。

そのうえで、当協会の資格をお選びいただければ幸いです。

最後までご覧いただき有難うございました。

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