会報第4号を発刊!半年間の人間力認定協会の活動を振り返る

先日協会会報第四号を発刊しました。当協会では半年に一度会報を発刊しておりますが、今回で4回目となります。これもひとえに皆様のご支援があるからこそです。心より感謝申し上げます。この記事ではこの半年間の協会の活動を振り返りたいと思います。

人間力認定協会の会報とは

私ども一般社団法人 人間力認定協会は、半年に1度会報を発刊しています。会報では、協会のこれまでの活動や認定支援士になられた方のエピソード紹介などを行っております。

会報は下記よりご確認いただけますので是非ご覧ください。

→第1号 会報(2021年9月号)
→第2号 会報(2022年3月号)
→第3号 会報(2022年9月号)
→第4号 会報(2023年3月号)

こちらを見て頂くと、協会がどのような思いで活動をしているのか、どれだけの共感者がいらっしゃるのかがわかっていただけるのではないでしょうか。特に認定支援士になられた方は、協会と同じような想いを抱き、支援の輪を拡げるために有料会員制度にご登録いただいております。さらに皆様の善意によって、さまざまなエピソードをご紹介いただいています。そのエピソードは会報やこのブログサイトにて紹介をさせて頂いておりますが、きっとエピソードを読んで救われたという方も沢山いらっしゃることでしょう。

協会や会員の皆様の想いが詰まった会報であることが一つの特徴となっていて、ただ事務的に活動報告をしているだけの会報ではないのです。

2022年9月~の活動報告

それでは実際にこの半年間の活動を振り返ってみたいと思います。

累計受講者数2万名突破

大きなニュースといえば、やはり累計受講者数が2万名を突破したことでしょう。私たちが調べた限りでは、児童発達支援士がリリースされる前の発達支援関連の資格で受講者は多くても1000名から3000名程であり、万単位の受講者を抱える資格はありませんでした。これでは支援の輪が拡がらないと思い、私どもも資格認定をする形で支援の輪を拡げていく今の形になりました。

当協会が認定する資格は、児童発達支援士・発達障害コミュニケーションサポーター・SSTスペシャリストと3種あり、それぞれの受講者数を加算すると2万名を越えるわけですが、おおよそ1年に1万人が受講されていることになります。(児童発達支援士の認定開始が2020年12月であるため)

日々受講者のサポートや教材の発送に追われる毎日となりましたが、それだけ支援の輪が拡がっているという実感もあり、とても充実感を感じております。中には「資格を認定しているだけでしょ」と思われるかもしれませんが、もしそうだとしても大変意義があることだと胸を張って言えます。なぜなら私どものもとに毎日たくさんの「受講後アンケート」が届きます。そこには本当にうれしい言葉がたくさん並んでいます。その一例をご紹介します。

  • 育児の合間の勉強で難しかったですが、知識が増えることで子どもと向き合うことが気楽に楽しくできるようになりました
  • 今日から実践しようと思うことがたくさんありました。ありがとうございます
  • とても勉強になり、有意義な時間でした。テキストがとても読みやすく、ちょっとした親へのお心遣いの言葉が心に沁みました
  • 人との距離感、関わりについて難儀を感じていらっしゃる親子さんのお役に立ちたいと思います
  • 周りの大人にも学んだことを活かし、子どもに対する対応を統一してもらうことができました
  • 息子が高自閉スペクトラム症、学習障害ありで、私自身知識もなく、どこに助けを求めていいかもわからず、孤独でした。自分自身で知識をつけ対応するため学べてありがたかったです
  • 1番よかったと感じていることは、子どもの行動に対してイライラすることが減ったということです。(子ども4歳は発達障害の疑いがあり。未受診)同時に子どもに対して「何であんなこと言ってしまったんだろう」と後悔することも減り、自分自身も客観的に見れるようになりました

これらはほんの一例ですが、沢山の感謝の言葉を頂いております。全員が全員このように感じられているわけではないと思いますが、それでも99%の方が「受講して良かった」と答えてくださっているので、こちらもがんばってきたかいがあります。

このようにして、資格をきっかけに保護者の気持ちが楽になったり、子ども居場所ができたり、先生の対応が変わったりという結果に繋がっているのです。支援の輪は資格認定をきっかけに拡がることがわかりましたので、これからも積極的に活動をしていきたいと思います。

療育エピソードの公開

次にあげる活動報告は療育エピソードの公開についてです。これまで受講者の皆様の善意によって、沢山のエピソードを収集してまいりました。それらがようやく形になり、療育エピソードを閲覧するページを開設することができました。こちらに関しては、ご協力くださった皆様に、心より感謝しております。

療育エピソードはテキストと同様非常に価値のあるものだと思います。最近話題のエビデンスはないかもしれませんが、実体験集としてすぐ活かせる方法が沢山紹介されています。実際に日々の子育ての中では、エビデンスよりも実際にすぐ活かせる方法論を求めているという方も多いのではないでしょうか。

そのような声にお応えしてこのサイトを開設いたしました。こちらは受講者のみが閲覧できる仕様になっておりますので、受講者ではない方は閲覧ができません。不定期ですが、こちらのブログサイトで私の方からエピソードの一部を紹介しておりますので、受講されていない方はそちらをご覧頂ければと思います。

関連記事>療育エピソード①|通級・特別支援級に関するエピソード

受講者専用サポート窓口の開設

次は受講者専用サポート窓口の開設についてです。

これまでは受講者からのご連絡は全てメールにて行ってきました。お問い合わせに対しては24時間以内に90%以上おこたえできていたので、こちらはこちらでご満足いただいておりましたが、更に皆様のてまを減らせるようにということで、受講者専用サポート窓口の開設を致しました。こちらの窓口では、受講開始から試験実施までに必要となる情報がすべてそろっているのが特徴です。また「お問い合わせを頂かなくても済むようにする」というテーマを掲げて作成されました。これまでは「問い合わせに対して迅速に返答する」ために対策を打ってきましたが、今回は「お問い合わせを頂かなくても解決する」という対策にレベルアップしたわけです。

2年間の実績をもとに、過去のデータを収集し整理し分析いたしました。そして「受講者用のよくある質問集」を作成。そうすることで、過去にあったお問い合わせ内容の95%ほどを網羅したよくある質問集を作成することができました。皆様から問い合わせの多かった「受講期限の確認や延長」についても自動で処理できるようにするなどした結果、お問い合わせ件数がこれまでの半分以下に減少しました。

協会側としても人員確保の点から見て楽になりました。ただそれ以上に、お問い合わせをして待たなければいけなかった受講者の皆様のストレスはかなり軽減されたことと思います。地味かもしれませんが、このサイトの開設によって、満足度が更に高められると考えています。

関連記事>児童発達支援士の皆様のために!受講者専用サポート窓口を開設!

【まとめ】会報第4号を発刊!半年間の人間力認定協会の活動を振り返る

いかがだったでしょうか?これら以外にも意見交換会を実施したり、療育施設の団体受講を受け入れたり、小学校に教材を導入させて頂いたりという活動もございました。振り返るとあっという間の半年間だったと思います。発達支援関連の資格の中では、受講者数がかなり多い資格となりました。そこに強い責任を感じ、これからも業界を引っ張っていけるような活動をおこなっていきたいと思います。

今後とも宜しくお願い致します。

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